登山用の水筒をおすすめする理由について
登山の装備で欠かせない道具としてあるのが「水筒」だと思います。
水筒も歴史が深く我々の生活になくてはならない道具ですよね!
現代では、お洒落で機能性の高い水筒が多く販売されておりますが、大昔の水筒は、動物の膀胱、胃袋等の内臓を加工したものが周流だっただけに、この進歩は目まぐるしいものがありますよね!
色々と思いを馳せながら妄想するのが好きなのですが、私の内臓は「腹黒い」ので、昔だったらきっと重宝されたかもしれません(?)
少し胃下垂気味ですが、前立腺も元気ですし、膀胱のプレイも嫌いではないので(???)、きっと「大人の水筒」として販売されれば小金持ちのマダムがこぞって一式買ってくれたと思います(笑)
水筒にこだわりのある山ガールにもおすすめしたい感じですが、私の魅力は分かりにくいので、きっと「キモイ」と大声で叫んでいるんでしょうね♡
水筒の歴史において面白いな~と感じるのは、やはり羊の胃袋の水筒でございます。
とても有名な話ですが、羊の胃袋で作られた水筒に乳を入れてコリコリしながら運んだところ、うまい具合に乳化分が凝固し、偶然チーズの原型が生まれたという話が伝わっております。
チーズの発祥については諸説あるのですが、これが私の腹黒い胃袋だったら、きっとチーズではなく「激クサ納豆」になっていたと思われます。
そんな歴史に残る水筒として名前を残したい今日この頃ですが、ペットボトルを水筒代わりに使っている方も多いと思いますが、最近は経費節減なのか素材が薄く強度が心配になりますよね。
ごみの減量の為か、少しの力で潰れてしまい驚くこともありますが、山の中では水がとても貴重ですので強度が不足していると心許無いですよね。
私の財布の中身も少額使っただけで心許無い感じになってしまうのですが、何とかなりませんかね!?(笑)
何ともなりません!と、全国のファンからエールが届いておりますが、貧乏から抜け出すためにも日頃の経費を抑えるべく、職場に水筒を持参して凌いでいる誰かさんでございます。
水筒を使うと、中身が見えないので重宝しますよね~ 給料日前になりますと、「神奈川の美味しい塩素水」を水筒に入れ、ビールのCMのように爽やかに飲んでいるのですが、残念ながらCM出演の依頼もなく閑古鳥が鳴いている今日この頃でもあります。
そんな貧乏アイテムにも変身できる水筒ですが、個人的にはペットボトルを使うのではなく、登山用のシッカリとした物をおすすめしております!
登山用の水筒は、頑丈であることは勿論のこと、軽量で温度変化にも強く、アウトドア以外の時にも使えるのでとても便利になります。
私の場合、季節に応じて使い分けているのですが、今回は登山用の水筒について掘り下げてみたいと思います!
20年以上、登山を趣味にしておりますので、使ってきた中からおすすめの登山用の水筒についても触れていきたいと思います!
登山におすすめな水筒人気モデルについて
こちらが主に登山で使用している水筒になります!
素材や大きさなどの違いがありますが、登山の形態によって使い分けております。
長年使っている水筒になりますので、どれもおすすめになるのですが、個人的に購入するときに大事にしているのが「人気モデル」になります。
「人気モデル」ということは、それだけ多くの方が利用して論評尽くされている道具になりますので、購入する際の1つの目安になるかなと考えております。
最近、やらせレビューが多いので、信用度は低下しておりますが、それでも文脈などをよく読んでみると、ある程度どんな人物が書いているか分かる部分がありますよね。
「人気モデルを買っておけば間違いない!」といった安易な考えも微妙といえば微妙ですが、私が現在所有している登山用水筒の1部について取り上げてみたいと思います。
人気モデル!モンベル500ml登山用水筒について
こちらは、長いこと愛用しておりますモンベルから発売されております登山用水筒になります!
現在所有しているので6代目だか7代目になるかと思います。
モンベルの水筒は、大きさが豊富で迷ってしまうのですが、私は500ml、750mlの水筒を購入することが多いです。
水筒のカラーにつきましてもかなり豊富なのですが、水と言ったら「ブルー」、アオヒゲさん(私)と言ったら「ブルー」になりますので、水筒のカラーに関しても青色を選ぶことが多いです。
どんなに不味い水でも、水筒が綺麗なブルーをしていれば、気持ち美味しく感じることが出来ますしね!(そんなことはない!)
モンベルの水筒は、プラスチック製になるのですが、キャップにつきましてもこんな感じでほぼ同じような素材になります。
モンベルで使われている水筒のプラスチックは、素材が溶け出さず安全な素材で作られております。
ペットボトルの場合、どうしても温度変化に伴い溶け出す恐れがあるのですが、その点、モンベルのプラスチック水筒は安心になります!
また、キャップも回しやすいようにギザギザ(滑り止め)が付いてますので、手袋していても開け閉めしやすいモデルになります!
モンベルショップに行くと、この水筒が数多く販売されておりますので、きっと「おすすめモデル」、「人気モデル」の物であると感じております。
ただ1つ難点と言うべきになるかと思いますが、どうしても素材がプラスチックになりますので、経年劣化を起こし強度が弱くなっていきます。
落とした時に硬い物があると割れる可能性があります。
てか、私は何度も割っております。
頑丈そうに感じるのですが、水等を入れているとそれなりの重さになりますし、高い所から落とせばそれなりの衝撃になりますしね。
使い方にもよると思いますが、5年以上は使えないかな~と感じております。
それでも、目盛りが付いているので山飯作りにも便利ですし、大きさも丁度良いので、愛用している登山用の水筒でございます!
おすすめのLALEN600ml登山用アルミ水筒について
こちらは、LAKENから発売されておりますアルミボトルになります!
名前の通り、素材がアルミになりまして、内側は樹脂でコーティングされている水筒になります。
アルミ素材ですので、軽くて強度もあり登山用の水筒におすすめです。
色々なカラーが発売されてますので、2、3個持っている方もいるそうです。
私は金銭的な余裕がなく、こちらのシルバーの水筒しかもっていないのですが、LAKENのアルミボトルも登山をしているとよく見かける人気モデルになります。
水筒のキャップも握りやすく、なんだか江戸前な感じを演出してくれます!
飲む時に「ヘイ!あがり!!」と、叫びたくなってしまうのは私だけではないはずです(笑)
LAKENのアルミボトルは軽くて良いのですが、難点がボコボコになります(笑)
素材がアルミになるので頑丈ではあるのですが、凹みやすいです。
綺麗に使いたい方も多いと思いますが、私の場合は、アルミボトルは凹むものであるという認識があるもので、このボコボコ感も道具の味わいであると思っております。
この気持ち、変態ですかね!?(笑)
ボコボコの水筒ではありますが、逆にこの凹凸が妙に手に馴染み持ちやすかったりしております。
ボコボコの数だけ登山のロマンが詰まっている訳ですからね。
失恋の数だけ私の心もボコボコを抱えているのですが、ラーケンのアルミ水筒と比べるとまだまだ修行が足りないな~と感じた時間になりました。
アルミ製の水筒は、プラスチック製と比べて高級感がありますし、経年変化を楽しむことが出来ますので、おすすめな登山用の水筒でございます!
登山用アルミボトル(水筒)と言ったらLALENとSIGGかと思います!
使用した時のレビューとラーケン、シグの比較についても触れてますので、参考になれば幸いです。
サーモス山専ボトル(魔法瓶)500ml登山用水筒について
登山用の水筒としてメジャーで人気モデルなのが、こちらのサーモス山専ボトルになります!
ここ数年モデルチェンジしておりまして、こちらが最新モデルになっているのですが、重量もかなり軽くなり、性能がかなりアップしております!!
ステンレス保温ボトルというジャンルになるのですが、軽量ながら保温性能が良く、登山で愛用している方も多いです。
サーモス山専用ボトルは、500ml、750ml、900mlの3種類発売されているのですが、冬山登山で使用するなら900mlがおすすめになります!
冬山登山は、非常に寒い環境で行動しますので、プラスチックやアルミ製の水筒ですと中身が凍結してしまいます。
冷たい水を沸騰させるのも時間が掛かり、調理しているだけで体が冷えて非常に寒くなってしまいます。
その点、魔法瓶(ステンレス保温ボトル)ですと温度の低下が最小限ですので、登山の前に家で熱々のお湯を作って持って行けば山飯調理の時短に貢献致します。
上記のサーモス山専用ボトルなら、沸騰したお湯を入れて6時間経ってもを80度以上でキープできますので(容量900mlの場合)、火器類を使わずにカップラーメンやコーヒーを作ることが可能です!
登山の荷物の軽量化に一役買ってくれますので、サーモス山専用ボトルが人気あるのも頷けますよね!
最近は、軽量で保温効果の高いサーモスの魔法瓶を愛用しております。
登山を始め、仕事やお出かけの時に持ち歩いているのですが、軽くて非常に便利です!
タイガー魔法瓶、サーモスの魔法瓶との比較や、お手入れ方法についても書いてますので、何かの参考になれば幸いです!
旧式のサーモス山専用ボトルになりますが、スクリュー栓ながら操作性もしやすく、手袋してても問題ありません!
「山専用ボトル」という名前の通り、防御力に優れた水筒になってまして、本体に脱着可能なゴムのカバー(ライトグリーンの輪っか)が底と側面に2つ付いております。
アルミ製の水筒と比較すると、ボコボコになる確率がだいぶ低減しますし、暑い時は冷たい物を飲みたい!寒い時は温かい飲み物が手軽に欲しい方にサーモス山専用ボトルはおすすめでございます!
登山用魔法瓶であるサーモス山専用ボトルについて書いた記事になります!
魔法瓶といえばタイガーやモンベルからも発売されているのですが、そちらとの性能の比較についても触れてますので、登山用水筒の参考になれば幸いです。
プラティパス(platypus)1L登山用水筒について
登山でお馴染みの水筒と言ったらプラティパスかと思います!
「ソフトボトル」というジャンルにおいては、プラティパスは大人気モデルですよね!
私も数多くプラティパスは所有しているのですが、その中でも1Lの物を登山でよく使用してました。
過去形になってますが、上述したLAKENのアルミボトルやサーモス山専用ボトルを購入するまでよく使用していたのですが、その後はめっきり登場する機会が少なくなってしまいました。
大きさも横幅15cm、縦幅28cmになってまして、重量につきましては驚異の24gと非常に軽量な水筒になっております。
登山用の水筒の中でもかなり軽量なモデルになりますので、とにかく重量を軽くしたい方にプラティパスの1Lはおすすめですになります!
注ぎ口・キャップにつきましても、ノーマルなものでも十分ですが、私はトレラン用のキャップ(バイトバルブ)にして使用しております。
このキャップにしますと、お口だけで開閉できるので便利でございます!
私もお口の方はテクニシャンな部類に入ると自負しているのですが、チェリーな感じの中年男性でも直ぐに使いこなせるようになると思います(?)
容量も1Lですので、登山を始め色々なシーンで大活躍してくれる水筒だと思います。
登山用の水筒としては重いのでおすすめできませんが、スタンレーの真空マグの1Lサイズを購入し、職場で使用しております。
スタンレーの水筒は、とにかく丈夫で部品も少なく、メンテナンスが容易なのでおすすめです!
こちらのプラティパスの1Lは、日帰り登山では最近使っていないのですが、2Lの方は毎回し与していますので簡単に触れたいと思います!
おすすめのプラティパス(platypus)2L登山用水筒について
こちらが日帰り登山、テント泊の登山におすすめのプラティパス2Lボトルになります!
登山を始めた初期の頃からプラティパスは使用してますので、かれこれ20年近くのお付き合いになると思います。
プラティパスは、ソフトボトル特有の臭いが付きにくく、BPAフリーの素材で作られておりますので、体に害があると言われている有害物質が溶け難く安全性も高いです!
また、小さく丸めてザックに収納することができますので、ザックの容量を圧迫することがなくおすすめです!
容量は2Lになるのですが、最大2.5Lまで水等を入れることが可能です!
ちなみにプラティパス2Lの重量は36gになりまして、生産国はアウトドアの本場であるアメリカになります!
日帰り登山、テント泊登山で愛用しているもので、プラティパス2Lの水筒は、欠かさず常備しております!
登山用品店に行くと、ついついプラティパス2Lの水筒を買ってしまうのですが、最盛期には6袋(≒12L)も家にあって驚いたことがあります(笑)
プラティパス2Lの水筒は、登山は勿論のこと、災害用備蓄としても効果あるかも?と思い、また少し増やそうかと考えております!
場所もとらず大容量の水を保管できるのでプラティパス2Lの水筒はおすすめですよ!
1L、2Lどちらの水筒が良いか!?選び方とハイドレーションについて
水筒を購入する際に大いに悩むのが大きさ(容量)かと思います。
0.5Lが良いか、それとも1Lが良いか、いやいや大容量の2Lが良いかも!?など、悩みが尽きないと思います。
1L、2Lどちらの水筒が良いか!?になりますが、やはり用途によって選び方が変わってきます。
登山用の水筒ですので、まず気を配らなければならないのが「重さ」、「強度」になります。
重さばかりに気劣られていると強度が疎かになってしまいますので、バランスが重要になりますが、基本的にこんな関係性が水筒にはあったりします。
- 水筒の容量が大きくなるほど重たくなる
- 容量が大きいほど温度変化が小さくなる
当たり前の話になるのですが、水筒大きくなれば重たくなり、容量が多ければ温度変化が起こりにくくなるのは想像通りですよね。
100度のお湯が1Lと10Lあった場合、冷めにくいのは10Lですよね!?
魔法瓶でなければ温度変化は気にする必要はないかもしれませんが、水筒の重さに関してはとても重要になります。
あくまでも私の水筒の選び方です、0.5Lの水筒と、プラティバスのようなソフト素材できた2L入る水筒の2つを使って登山をしております。
水場が乏しく、道中補給できない場合は、プラティバスを2つ用意して(4L入る)登山に臨んでおります。
プラティバス等を背負って水分補給する「ハイドレーション」を使っている登山者が多いですが、私は利用しておりません。
ハイドレーションは、便利で良さそうだな~と感じているのですが、チューブにカビが生えやすいのでメンテナンスが面倒に感じるのと、水の残量が把握しにくい点もあって、私は利用しておりません。
登山で大事なのが「水」ですので、チョコチョコ水筒を手に取って残量を確認するのが、おっちょこちょいな私には必須作業かなと思っております。
話が逸れてしまいましたが、2Lの水筒ですと、どうしても本体が重たくなってしまいますので、登山で使うなら1L以下の大きさをおすすめしております!
同じ2Lの水筒でもプラティバスなら重さが34gと軽量ですし、コンパクトに折り畳めますので、大事なザックの容量を損なわずに済むメリットもあります。
水筒の素材ごとの臭いと使用感について
水筒を長く使っていると、気になってくるのが臭いだと思います。
私の場合、一番気になるのが自分の口臭になるのですが、こればっかりは経年劣化するものですので、どれだけ良い水筒を使っても臭いの問題からは逃げることはできません(笑)
自分に問題があったとしても、それ以上に水筒の方が臭ってくれば相乗効果で破壊力モッコリになってしまいますよね。
長年登山で水筒を使ってきて感じた臭いについて羅列したいと思います!
- プラスチック製の水筒は、購入当初と長期間使い続けると僅かながら独特な臭いがする
- プラスティック性の水筒は、経年変化するので耐久性が落ちてくる
- プラスティック製の水筒は温度変化に弱い(冬山登山で使用すると寿命が縮む)
- プラティバスも長く使うと独特なプラスティック臭が僅かながらしてくる
- プラスティック・アルミ製の水筒は保温効果がないので寒いと中身が凍結する
- アルミ製の水筒は冬山で使用すると本体が冷たくなり危ない(素手で触ると皮膚を持っていかれる恐れあり)
- プラスティック製・アルミ製の水筒は結露しやすいので専用のケースがあると便利
- 冬山登山もするなら凍結を防いでくれる魔法瓶型の水筒がおすすめ
- アルミ製の水筒は臭いがほとんどしない
- アルミ製の水筒は強度があるものの凹みやすい
- 強度・臭いなどを考慮するとチタン製の水筒が良いが値段が高い
まとめ
登山用の水筒といっても、色々な種類がありますので、どれが良いのか迷ってしまいますよね!?
私も登山を始めた頃は、どんな水筒が良いのか迷ってしまい「キャラクターデザインの水筒」に手が伸びて思い留まった記憶が残っております(笑)
最終的には自分が気に入ったデザインの水筒を使うのが良いかと思いますが、登山での使用ですと最低限の強度と性能が求められますので、そちらを見落とさないよう注意が必要ですよね。
登山用の水筒を購入すれば、長期間使うことが出来ますので、愛着が湧いて唯一無二のアイテムになると思います。
ペットボトルも軽くて便利ですが、お洒落や機能性を求めて登山用の水筒を装備に加えみては如何でしょうか!?
登山用水筒で愛用しているプラティパスの活用法について書いた記事になります!
テント泊縦走中に体調不良になってしまい、その時の使用方法について書いております。
良かったら参考にしてみてください!
登山用水筒におすすめなプラティパスですが、容器の内側が乾きにくいのがネックになります!
直ぐに乾燥させればカビ、臭い対策になりますので、良かったら参考にしてみて下さい!
最近愛用しているサロモンハイドレーションについて書いたレビュー記事になります!
機能的で2Lの容量なので、日帰り登山やテント泊登山に重宝するサイズ感になります!