- Esbit(エスビット) 風防ステンレスストーブCS75Sを購入した経緯
- エスビット風防ステンレスストーブの大きさ・重さの詳細について
- 固形燃料・アルコールストーブ対応のエスビットステンレスストーブの組立て方(使い方)について
- 固形燃料でエスビット風防ステンレスストーブレビューと沸騰までの時間
- まとめ
Esbit(エスビット) 風防ステンレスストーブCS75Sを購入した経緯
登山中の楽しみの1つが山飯ですよね!
どんな貧乏セットでも山の中で食べる食事は本当に美味しいですよね!!
私は金銭的に厳しく、登山中の山飯は、いつもカップラーメンを食べているのですが、この1杯を食べたいが為に山へ登っているといっても過言ではございません。
和気藹々と山ガールと二人で山飯を食べる日がいつ訪れるのか今か今かと待ち侘びているのですが、現実は山ビルと虫、雨雲しか近寄ってきません・・・。
何でですかね!?
虫みたいな風貌といつも心が貧しいからだよ!
酷い!!
思っていても本当の事を言ってはいけませぬ!!!
山飯の話をしていたのに、何故か自虐的な方向に進んでしまうのが私の悪い癖なのですが、負荷の高い山登りですので、出来る限り荷物は軽くしたいですよね。
山登りの装備の中で、地味に重たくかさ張るのが「火器類」になりますが、ここ数年ほど荷物の軽量化に力を入れてまして、色々と調べてみては購入し、山の中で試しております。
そんな中で、最近はEsbit(エスビット)の固形燃料を使用するストーブ(燃焼器具)を愛用しているのですが、どうしてもガスストーブとは違って火力が安定しないのが1つの悩みになります。
「火力が安定しない」と書くと???と思う方もいるやも知れませんが、固形燃料やアルコールを火器の燃料として使用すると、どうしても風の影響を受けてしまい、炎が揺れて火力が弱くなってしまいます。
火力が弱くなると、調理する時間が掛かってしまいますし、待っている間に体も冷えて固まってしまいますので、良いことは一切ございません。
そんな弱点がある固形燃料ストーブやアルコールストーブですが、防風対策で色々調べていくと、Esbit(エスビット)ステンレスストーブCS75Sが目に留まり、気付いたら左クリックをしクレジットカード情報を一心不乱に打ち込む私がいました(笑)
新型コロナの影響で、購入したEsbit(エスビット) ステンレスストーブCS75Sを登山で使う機会がなかったのですが、先日、よ~やく実践投入することができましたので、その時の状況等も触れながらレビューしたいと思います!
登山の荷物を軽くしたい方や、コンパクトで扱いやすい登山用の火器に興味がある方にチェックして頂きたい内容になります!
そんな感じでおすすめのEsbit(エスビット) ステンレスストーブ CS75Sの詳細がこちらになります!
エスビット風防ステンレスストーブの大きさ・重さの詳細について
こちらが今回購入したエスビットステンレスストーブの一式になります。
名前が「ストーブ」になってますが、実態は「風防」、「焚き火台」になりまして、別途、固形燃料かアルコール(アルコールストーブ)が必要になります。
普段から固形燃料を使って煮炊きしている方や、アルコールストーブの風防、五徳が欲しい方向けの商品になります。
パッケージの通り、固形燃料を使って火をおこし、その火力で調理をする道具になります。
パッケージの左上に「エスビットのアルコールストーブ」が写ってますが、そちらの防風板・五徳としても使用が可能です!
エスビットステンレスストーブの気になる重量ですが、専用ケース込みで93gと軽量になっております!
五徳と防風板としても兼ねてますので、固形燃料が有れば直ぐに燃やして火力を得ることが可能です。
こちらの説明書にもエスビットステンレスストーブの使い方について書かれてますが、組み立てないといけないので、詳細は後述したいと思います!
エスビットステンレスストーブの一式になりますが、見ての通りコンパクトな大きさで、ステンレス製の板を加工したものになるのですが、かなり軽いので登山で重宝します!
購入すると、専用ケースも付属してきますので、私のように「片づけられない男」にはうってつけの商品です(笑)
なんてことでしょう・・・。
私の財布の厚みよりもエスビットステンレスストーブの方が薄いではないですが・・・。
幸が薄い私ですが、この状況を見るとなんだかやるせなくなってきます(?)
厚みも10mmですので、これなら荷物になりませんよね。
私の財布の厚みは11mmなので、なんとか面目を保てた感じです・・・。
ちなみにこの専用ケースの中に、エスビット固形燃料の14gを収納することが可能です。
固形燃料を含めても107gですので、かなり軽量な火器になりますよね!
軽量・コンパクトで扱いやすいエスビットステンレスストーブですが、唯一の欠点がバリがある点になります。
バリとは、博多ラーメンの麺の硬さの意味ではなく、カット断面図の突起というべきか、怪しげな膨らみと申しますか、中々うまい固有名詞が浮かばない誰かさんでございます。
そんなボキャブラリーがない私の事を愛してくれる山ガールがいましたら、遠慮なくメールで一報くださいね♡
チャッカリ、求愛しているところが可愛いですが、目に見えない金属のギザギザが、地味に残ってますので、サウンドペーパー(紙やすり)を使って軽く研ぐ必要があります。
サウンドペーパーの粗さにつきましては、「適当」で大丈夫です(笑)
私は粗い網タイツが大好きなので、サウンドペーパーにつきましても、同じような粗さでプレイを楽しんでおります(?)
エスビットステンレスストーブは、3枚のステンレス製の板を組み合わせて風防・五徳として使いますので、断面のバリは、念には念を入れて取り除いた方が安全で良いと思います!
バリを取り除けば、雀の涙ほど軽量化が進みますしね(笑)
固形燃料・アルコールストーブ対応のエスビットステンレスストーブの組立て方(使い方)について
組み立てにつきましては、少し癖のあるエスビットステンレスストーブになります。
慣れないと少し時間が掛かると思いますので、家で組み立て方の練習をした方が良いと思います!
左の丸い金属の上に、固形燃料を置いて燃焼させます。
アルコールストーブを使う場合は、不要かな~と思われます。
そんな感じでエスビットステンレスストーブの組み立て方になりますが、コツさえ掴めば、どんなドラえもんのような手をした不器用な方でも問題なく扱えます。
ステンレス製の板の端に、爪とはめ込む穴が開いてますので、そちらにセットいたします。
こんな感じにジョイントさせていきます。
この時、バリがあると指を切ってしまう恐れがありますので、下処理(バリ取り)が必要になります。
ジョイント部分のアップの写真になります!
爪を穴に通して固定させるだけなので、組み立て方は至って簡単です。
3枚のステンレス製の板をつかって、こんな感じの三角形にすれば完成でございます!
三角形の中に固形燃料やアルコールストーブを置いて風防・五徳して使用します。
三角形にする事により、薄くて軽いステンレス製の板でも高強度になりますので、よく考えられたストーブだと感じました。
板の下に空気が流れる穴が配置されてまして、燃焼効率についても計算されたストーブになります。
エスビット製ではないアルコールストーブにも対応していますので、早速使えるか試してみたいと思います!
現在使用しているアルコールストーブはエバーニューになるのですが、果たして対応しているんでしょうかね!?
エバーニューのアルコールストーブをエスビットステンレスストーブに装着させた状態になるのですが、全く問題ない感じでした!
エスビットステンレスストーブは、エバーニューのアルコールストーブにもしっかり対応してますので、固形燃料と併せて使用することが可能です!
エバーニューのアルコールストーブでも大丈夫という事は、当然トランギアのアルコールストーブにも対応してますので、風防・五徳として使用できます!
900mlの大きさのチタンコッヘルを置いても安定していますので、固形燃料・アルコールストーブで安心して煮炊きすることが可能です!
写真のチタンコッヘルはスノーピーク製になるのですが、も~10年以上使用してますが、全く壊れる気配がありませんので、おすすめのチタンコッヘルになります。
軽量ですので、山飯調理に登場することが多いでコッヘルです。
固形燃料でエスビット風防ステンレスストーブレビューと沸騰までの時間
早速、エスビットステンレスストーブを使って調理したいと思います!
今回は、100均で購入した固形燃料を使ってお湯を沸かしたいと思います。
固形燃料は、コンビニやスーパーマーケットでも売ってますので、調達しやすいのがメリットですよね!
最近のコンビニでは、18禁の雑誌の調達が困難になっているだけに、固形燃料は順風満帆であると言えますよね(笑)
固形燃料に火をつけると、一気に燃え上がってきました!!
周辺に落ち葉ばモリモリありますが、全て湿っているので燃え移ることはないと思い、軽く掃除しただけにしております。
勿論、エスビットステンレスストーブを使用中に燃え移る事はなかったのですが、乾燥している時は、周辺の枯葉等に注意した方が良いです。
思った以上に高火力でございます!
風防としても優秀で、炎が揺れず一点を収集的に攻めるので、直ぐに逝ってしまうと思います!!
見えにくいと思ますが、カップの底に炎が当たっているのが分かるかと思います。
固形燃料・アルコールストーブの欠点が、この「炎の揺れ」なだけに、風を上手く遮断してくれるエスビットステンレスストーブは、かなり便利だと思います!
今回も、スノーピークシングルチタンマグと蓋のセットでお湯を沸かしております!
シングルチタンマグは、直火OKなカップですので、1つ持っているとかなり便利でございます!
今回山飯調理に使った、スノーピークシングルチタンマグについて書いた記事になります!
おすすめの大きさとスタッキング、蓋について触れてますので、何かの参考になれば幸いです。
エスビットステンレスストーブを防風・五徳として使用し、固形燃料で380mlのお湯を沸かしました。
結果、約6分で沸騰した状態になりました。
それなりに風がある中だったのですが、固形燃料を使って約6分で沸騰なら、中々の性能だと思います。
固形燃料は、火をつけると結構早く火の勢いが強くなるのですが、アルコールストーブは、少し時間が掛かるので、もしかすると400ml位の水なら、固形燃料の方が早く沸騰するかと思います。
カップラーメンに使うお湯を作るくらいなら、チタンマグカップとエバーニューのアルコールストーブの組み合わせだけ十分です!
今回使った固形燃料は、25gにるのですが、この1個で約25分ほど燃え続けます。
最後の方は弱火になるものの、シングルガスストーブよりも格段に荷物を軽くすることができますので、軽量化したい方には、エスビットステンレスストーブはかなりおすすめです!
まとめ
山の中で実際に使ってみないと分からないことって本当に多いですが、今回購入したエスビットステンレスストーブは、実用に耐えれる火器である事が確認できましたので、今後のアウトドアでの調理に大活躍しような予感がしております!
本体も薄くて軽量なので、「本当に大丈夫か!?」と、思っていたのですが、風防・五徳としても優秀で、全くの気優に終りました。
特に風防として優秀で、燃料効率もよく、ある程度風が強い中で固形燃料やアルコールストーブを使って調理しても問題にならないと感じました。
実用的ではないと思いますが、ネイチャーストーブ(焚き火台)としてもエスビットステンレスストーブは使えると思います。
しかしながら、本体があまり大きくありませんので、絶えず薪(木の枝)を投入しなければならず、結構面倒臭いと思われますので、非常時くらいしか使わないかな~と感じました。
それでも、燃料の調達が容易な固形燃料や、アルコールストーブの防風・五徳としても使えますので、荷物の軽量化に一役買ってくれると思います!
軽量・コンパクトですので、それこそガスバーナーが壊れたときの「保険」として持ち歩くのも良いかも知れません!
山の中で使う火器類につきましても、登山スタイルによって使い分けたほうが便利ですので、エスビットステンレスストーブも装備品に加えてみては如何でしょうか!?
エスビット固形燃料ストーブを使って生米からの炊飯の仕方について書いた記事になります!
炊飯に必要な道具や水の量についても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい!