- 檜洞丸登山!ツツジ・新緑おすすめルートについて
- 檜洞丸登山!用木沢・犬越路避難小屋までの登山とルートの様子
- ツツジ・新緑おすすめルート!大笄までの登山道の様子
- 檜洞丸登山と新緑・シロヤシオの花の状況とルートの様子について
- ツツジ新道と檜洞丸の木道・バイケイソウの様子
- 桧洞丸登山の詳細とルート・標高差・コースタイムについて
- まとめ
檜洞丸登山!ツツジ・新緑おすすめルートについて
今回は、これから見頃を迎えるツツジと新緑が綺麗な檜洞丸へのおすすめ登山ルートについて書いてみたいと思います!
ツツジと言ったら檜洞丸周辺だよな~と個人的には思っているのですが、今回歩いたルート上にはミツバツヅジ・シロヤシオの木々が多く、また、新緑も非常に綺麗なコースなもので、おすすめしている丹沢のコースになります!
逆に、夏の時期になりますと、丹沢山塊は蒸し暑くなるので、檜洞丸への登山は余りおすすめしておりません。
新緑・ツツジの花が咲く頃は、檜洞丸への登山をするなら、絶好の季節になります。
しかしながら、今シーズンは、新型コロナウイルスの影響で、ツツジ・新緑を楽しめないのではないかと危惧しております。
皆様も同じだと思いますが、私も新型コロナウイルスの影響で、登山、テント泊を自粛中です。
こんな時こそ過去の登山を纏めようと思い、今回はツツジ・新緑の頃の丹沢檜洞丸の様子を記事にしていきたいと思います!
数年前にはなりますが、シロヤシオ、ミツバツヅジが咲き乱れる丹沢山塊の檜洞丸・同角ノ頭を縦走し、ユーシンロッヂ、鍋割山、大倉へ下山した時のことを書きたいと思います!
例年、5月中旬頃から6月中旬にかけて、丹沢山塊はシロヤシオ、ミツバツヅジ等のお花がモッコリになりまして、多くの登山者の目を楽しませてくれます!
また、ツツジの花が咲く頃(例年5月下旬頃)になりますと「丹沢の山開き」が行われ、登山シーズンの到来を告げる感じなのですが、今年は「山開き」は新型コロナウイルスの影響で、実施されないと思われます。
なんだか今年は寂しい限りですが、檜洞丸・同角ノ頭周辺は、ツツジの木々が多く、新緑と相まって非常に素晴らしいお花の景色を見せてくれる山域になります。
人間嫌いな私にとっては、登山者が少ない同角ノ頭(同角山稜)がツボで非常に好きな登山ルートの1つだったりします。
登山者少ない分、同角ノ頭周辺はツキノワグマの出没が比較的多いエリアになるので、違う意味でドキドキする登山を楽しむことが出来ます。
最新の情報ではないのでアレですが、檜洞丸・同角ノ頭への登山に移りたいと思います!
今回も地味に長いので、前編は用木沢のルートで檜洞丸・ツツジ新道分岐・同角ノ頭付近までにし、後編で、大石山、ユーシンロッヂ、鍋割山、塔ノ岳への登山について書いてみたいと思います!
檜洞丸登山!用木沢・犬越路避難小屋までの登山とルートの様子
今日の目当ては檜洞丸登山と、周辺のツツジのお花見でございます!
西丹沢自然教室で登山届けを提出し、こちらが犬越路避難小屋へ至る用木沢の登山口になります。
現在、2019年の台風の影響で、この周辺も道が荒れてますので要注意です。
犬越路避難小屋を目指して進むと用木沢が見えてきます。
暫く沢沿いのルートが続くので、非常に清々しいです!
これくらいクリアーな笑顔になれれば私の人生は女性の黄色声援で埋め尽くされるんですけどね~(笑)
用木沢の沢沿いルートが終わると、一気に急登になってきます。
岩がごろごろしてますので、落石を起こさないように注意して下さい!
笹の葉が多くなったら犬越路避難小屋は目の前です!
そんな感じで犬越路に到着です!
いざ檜洞丸へ!と、思ったものの、なんだか既に体力がなくなり虫の息になっていた誰かさんでした。
用木沢のルートは、結構急登なのでM気質でないとチョット大変かもしれません。
犬越路避難小屋周辺からの景色になります!
遠吠えしたくなる絶景ですよね(笑)
目指す檜洞丸方面の景色です。
右に延びる尾根が石棚山稜ですね~
こちらが犬越路避難小屋です!
リストラになってしまったら、犬越路避難小屋の管理人・小屋番をやりたいと考えてます(笑)
昼間は尻尾を振って可愛い感じで接しますが、夜になると狼になりますので山ガールは要注意です♡
ツツジ・新緑おすすめルート!大笄までの登山道の様子
そんな感じで犬越路避難小屋から大笄を目指して更に進んでいきたいと思います!
犬越路避難小屋~大笄の間は、新緑が素晴らしく気持ちのリセットをするのに最高の舞台になります!
目が覚める新緑の美しさです!
紅葉も良いですが、新緑も生命力を感じれて元気になりますよね!
大笄を目指して進むと直ぐの所に犬越路トンネルの分岐があります。
あまり使う方がいないみたいで、踏み跡は不明瞭です。
少し進むとまた犬越路避トンネルへの分岐があります。
犬越路トンネルも、トンネル好きにおすすめなエリアですので、機会作ってみて頂けたらなと思います!
大笄を目指し登っていくと、富士山のビュースポットがあります!
檜洞丸の山頂は富士山の景色があまりよくないのですが、大笄へのルート上は結構開けている場所が多いので目の保養になったりします!!
やっぱり富士山景色があるとテンションがUPしますよね!
小笄の手前にある鎖場になります。
檜洞丸の山頂まで、4本くらい鎖場がありますので、滑落に要注意です。
雨降った後は、岩場が滑るので難易度があがりますので、下り道になる檜洞丸→犬越路避難小屋は少し怖いかもしれません。
やっぱり丹沢山塊って良いな~と思ってしまう時間になりました。
富士山を近くで見れる山って、結構貴重ですよね!
檜洞丸登山の目当てになるのが、こちらのミツバツヅジですよね!
ピンク色で可愛いすね~♡
私の笑顔と良い勝負だと思います(笑)
そして丹沢の春の代名詞と呼んでよいのが「シロヤシオ」のお花ですよね!
純白のお花を見ると、丹沢にも春が来たんだな~と思ってしまいます。
凄い斜面にも力強くミツバツヅジ・シロヤシオのお花が咲いておりました。
大笄周辺が、ミツバツヅジ・シロヤシオの木々が多くお花見に最高だと思います!
この辺が大笄になります!
大笄南西尾根というバリエーションルートがあるのですが、中々雰囲気の良いコースなので、また出没したいな~と考えております!
<こちらが大笄南西尾根を登った時の記事になります!
丹沢バリエーションルートになりますので、安易に使うの危険だと思いますが、とても静かなコースなので、人間嫌いな登山者におすすめです!
大笄周辺は、新緑も清々しく本当に雰囲気が良いです!
シロヤシオのトンネルもあって、お花好きにおすすめの登山ルートになります。
檜洞丸登山と新緑・シロヤシオの花の状況とルートの様子について
青空にシロヤシオと新緑が映えますよね!
シロヤシオは、丹沢山塊以外では、あまり見かけない花になります。
なにかあるんでしょうかね!?
そんな感じで大笄から檜洞丸を目指し登っていきたいと思います!
檜洞丸丸へのルート上にも多くのシロヤシオの木々がありまして、白いお花をモリモリ見せてくれます!
純白のシロヤシオですね!
シロヤシオツツジは、「ゴヨウツヅジ」とも呼ばれるのですが、葉っぱに特徴がありまして、(5枚の葉)、それで呼ばれているそうです。
この年はツツジの花の当たり年になりまして、例年以上にモリモリと花がついておりました。
経験則になりますが、2年から3年に1度、ツツジの花の当たり年が来ると感じております。
逆に、当たり年の翌年は、大不況な感じで、ツツジの花でなく新緑だけを楽しませてくれることが多いです。
そんな感じで檜洞丸の山頂でございます!
シロヤシオ・ミツバツヅジが満開の時期なだけあって、多くの登山者が押し寄せておりました!!
ツツジの花が綺麗で癒されたものの、檜洞丸の山頂は虫が多く、チョットげんなりしてしまいました。
6月に入りますと、やはり虫除けが必須ですよね~・・・。
個人的におすすめなのが、上記記事で書きました、檜洞丸の山頂から派生する「檜洞丸北尾根ルート」になります。
シロヤシオ・ミツバツヅジの木々が多く、満開の時期は非常に見事な景色になります。
檜洞丸北尾根は、バリエーションルートになるのでアレですが、今度「登山オフ会」で企画したいルートの1つでもあります。
登山者も多く、それに負けないくらい虫も多いので、檜洞丸の山頂を後にし、ツツジ新道・同角ノ頭へ向かいたいと思います!
ツツジ新道と檜洞丸の木道・バイケイソウの様子
檜洞丸の山頂から同角ノ頭・ツツジ新道のコース方面に進むと、名物の木道が見えてきます。
水平な木道なので非常に歩きやすく、芽吹いた草花が足元にあってなんともいえなロケーションになります。
バイケイソウが木道を覆いそうな勢いです!
バイケイソウは、白い大きなお花をつけるので、満開の時期になりますと、それを目当てに檜洞丸へ登山する方も多いそうです。
ちなみにバイケイソウには毒があるので鹿は食べません。
昔バイケイソウの根っこから殺虫剤を作っていた時期もあったそうです。
鹿が食べないのでモリモリ育ち、こんなワンパクな姿になったんだと思われます。
時々「行者ニンニク」と間違えてバイケイソウを誤食して入院した!と、ニュースになることがありますよね。
バイケイソウとシロヤシオのコラボレーションでございます!
檜洞丸は、お花がモリモリの丹沢名山の1つでございます!
ミツバツヅジ・シロヤシオ・バイケイソウでございます!
この時期の檜洞丸は、色とりどりの世界に包まれております。
この周辺にツツジ新道の登山口があります。
ツツジの花が咲く頃は、西丹沢自然教室からツツジ新道を使って檜洞丸を登る方が多く、大渋滞になることもしばしばあります。
私は人混みが嫌いなので、ツツジ新道をあまり使わないようにしております。
ツツジ新道付近もツツジの木々が多いので、良いルートなんですけどね。
ま~登山道の名前が「ツツジ新道」ですので、ツツジの木々がなければ詐欺みたいなもんですよね(笑)
ツツジ新道付近の新緑になります。
酸素が旨い!と、ついつい言ってしまいます。
これなら新型コロナウイルスも周辺に漂っていないような気がしちゃいますよね。
ツツジ新道分岐から同角ノ頭へのルートになるのですが、こちらもツツジの木々が多く新緑と相まって非常に美しい景色になります。
檜洞丸の木道といい、同角ノ頭へのルートの木道といい、絵になる景色ですよね!
檜洞丸から約2km地点のコルになります。
同角ノ頭まで結構な登り坂になるのですが、この周辺でクマの足跡とフンがモリモリありまして、非常にビビってしまった時間になりました。
同角ノ頭へのルートは、あまり登山者が歩きませんので、夕方から早朝にかけては熊との遭遇に注意して下さい。
桧洞丸登山の詳細とルート・標高差・コースタイムについて
登山日程:6月4日[日帰り登山]
天 候:午前中晴れ、午後曇り
メンバー:単独
こちらが今回の桧洞丸登山の詳細になります!
この年は、6月上旬がツツジの花の見頃になりまして、例年よりは若干遅い感じでした。
また、この時期になりますと、朝は晴れるものの午後は曇ることが多くなります。
桧洞丸でツツジの花を楽しむ場合は、出来たら朝早くから山に入る事をおすすめしております!
どうせなら、青空とシロヤシオ・ミツバツヅジの花の景色を見たいですよね!
こちらが今回の檜洞丸登山のルート、標高差の地図になります!
地図の通り、西丹沢自然教室から入山し、用木沢~犬越路避難小屋~大笄~檜洞丸~ツツジ新道分岐付近までになります!
ツツジ新道から檜洞丸へ登るルートもおすすめですが、ツツジの季節はかなり混雑しますので、その点は注意して下さい。
西丹沢自然教室 6:27 → 6:44 用木沢出会 → 7:40 犬越路 7:45 → 8:30 大笄 → 9:29 檜洞丸 9:36 → 10:02 同角ノ頭手前のコル
そしてこちらが今回の登山のコースタイムになります!
西丹沢自然教室から用木沢・犬越路避難小屋までのコースタイムは約1時間~2時間程度見ておけば大丈夫だと思います。
檜洞丸から同角ノ頭までのルートは、地味にアップダウンが連続しますので、コースタイムを甘く設定すると安心かもしれません。
後編で書きますが、同角ノ頭から大倉バス停までのコースも長く、アップダウンが強烈になりますので、檜洞丸の到着した時間と自分で見積もった目的地までのコースタイムを計算したうえで進むか下山するか判断してください!
まとめ
犬越路避難小屋から檜洞丸までのツツジと新緑が本当に綺麗で癒される登山の時間になりました!
写真の通りシロヤシオ・ミツバツヅジと新緑が綺麗ですので、この時期の檜洞丸の登山はおすすめになります!
また、今回の登山で利用した用木沢のルートも沢沿いで清々しく変化に富んでいるので楽しいと思います。
用木沢のルートで特におすすめなのが、秋の紅葉の時期になります。
透き通る沢の水と紅葉が何とも言えなコントラストを演出してくれますので、檜洞丸への登山をする場合は、コースの選択として一考の価値があると思います!
しかしながら、用木沢の水は、一見綺麗に見えるものの大腸菌が検出されてますので、源頭部とは言っても生での飲用は不可になります。
犬越路避難小屋に水場が無いので、用木沢の沢水を飲用にしている方がチラホラいますが、最低でも煮沸が必要ですのでwebの情報に騙されないようにしてください。
そんな感じで檜洞丸登山から次回は同角ノ頭・大石山・ユーシンロッヂ・鍋割山・塔ノ岳登山について書いてみたいと思います!
檜洞丸登山から同角山稜で大石山・ユーシンロッヂ・鍋割山・塔ノ岳へ縦走した後編の記事になります!
檜洞丸の登山に使える源蔵尾根について書いた記事になります!
源蔵尾根もツツジと新緑が素晴らしい登山ルートになりますのでおすすめです!
加入道山・大室山から犬越路避難小屋、用木沢へ下山した時の記事になります!
用木沢の雰囲気が良く癒しの1日になりました。