アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

ご来光登山と突然死の危険性と対策!早朝の登山は危険がいっぱい!?

ご来光登山日の出の景色

 

 

 

ご来光登山と突然死の危険性について

登山の醍醐味の1つにあるのがご来光登山だと思います。

 

ご来光登山は、読んで字のごとしになるのですが、日の出を山頂から拝むべく、朝早くから行動する、チョト過激で刺激的なプレイの1つになります。

 

私も「Mな乙女心」を大事に育てているもので、ご来光登山は何度も行ったことがあります。

 

しかしながら、綺麗な物には棘あるのと同じく、ご来光登山も色々なリスクが隠れていたりします。

 

今回はご来光登山と早朝の登山の危険性について書いてみたいと思います!

 

それにしても「ご来光登山」って、なんだか響が良いですよね~

 

むしろ「御開帳登山」も興味を惹かれてしまう言葉になます。

 

あまり「御開帳登山」は、聞いたことがないですが、常日頃から山ガールをそそのかして御開帳登山を行いたいな~と企んでいる今日この頃です。

 

布団の中でに御開帳登山を行ったら「真実の愛」を見つけることが出来るだろうな~と思ってしまいます(?)

 

山頂でご来光を迎えるような清々しい気持ちで山ガールの御開帳を堪能したいものですよね!

 

そんな御開帳の場面になると、赤面しながら手を合わせ柏手を打ち、「いただきます♡」と、感謝の気持ちを表しながら美味しく頂くのですが、最近は全くのご無沙汰でございます。

 

何とかなりませんかね!?

 

貴方とは関わりたくありません!!

 

そんな冷たいツッコミを山ガールから多数いただいたところで、ご来光登山と突然死の危険性について書いてみたいと思います!

 

ご来光登山のリスクと突然死について

ご来光登山のリスクと朝日の風景

 

テント泊縦走の時は、結構朝早くから行動するようにしていて、起床時間が2:00(26:00)とか2:30とかもザラでございます。

 

テント泊の場合、起床からテントを撤収し登山をスタートするまで2時間くらいかかるので、逆算すると2時に起きないといけない場合があります。

 

早朝と言うよりは深夜の時間帯での起床になりますが、それだけ早く起きて行動するのは理由がありまして、それは「日没の恐怖」があるからです。

 

登山のセオリーの1つにあるのが「早出・早着」になります。

 

「早漏」と言う意味ではないのですが(?)、登山は気をつけていても不可抗力で大きなトラブルが起きてしまう危ないスポーツですので、道中何が起こるか分かりません。

 

特に、夜中になってしまうと、山の中は真っ暗になってしまい、道迷いや夜行性のクマなどの獣との遭遇の確率が上がってしまいます。

 

それを避けるために、朝早くから行動し、お天道様が見守ってくれる明るい時間を確保するのが登山の安全に必須になります。

 

そんな朝早くからの行動により、テント泊縦走の場合、かなりの確率でご来光登山になるのですが、清々しい気持ちとは裏腹に、自分の体には大きなダメージを負ってしまっております。

 

何かと言いますと、朝早くからのご来光登山は、「突然死」の発生と密接に関係しております。

 

突然死って、なんだか不吉な呪文ですよね~

 

まだ若いから大丈夫!と、根拠もなく私は思っているのですが、勤め先でも大動脈解離で突然死した方や、過日になりますが、知り合いのお嫁さんも脳溢血で30代という若さで亡くなっていたりします。

 

突然死の怖さは、あまり年齢に関係ないことになるのですが、その定義はこんな感じになります!

 

「外的要因がなく、突然の病気によって発症から24時間以内に死亡に至ること」

 

発症から24時間が1つの目安になるのですが、病状によっては即死や数分以内で亡くなることもありますので、突然死は名前の通りお別れを言う時間もない恐ろしい病であるといえます。

 

ちなみに2017年の人口動態統計によれば、急性心筋梗塞による死亡者数は、34,950人、虚血性心疾患の死亡者数は、34、907人になりまして、心疾患は、日本人の死亡原因の中でも高い割合を占めております。

 

また、同じ突然死の原因になる脳梗塞による死亡者数は、62,130人と、こちらも死亡原因の中でも多くを占めている状態です。

 

厄介なことに、ご来光登山はこの突然死のリスクが高いのですが、そちらについて掘り下げてみたいと思います!

 

 

早朝の登山は危険がいっぱい!突然死を防ぐ対策は!?

早朝の登山は危険がいっぱい登山道よりご来光景色

 

 何故、ご来光登山は体に悪く危険がいっぱいであるのか!?になりますが、突然死の大きな要因である心疾患は、早朝に多く起こる事が医学的に解明されております。

 

特に危険な時間帯は、AM5:00~9:00頃と言われていて、突然死に直結する心筋梗塞のリスクが高まる時間帯になります。

 

AM5:00~になりますと、まさにご来光登山をしている最中の時間帯になりますよね。

 

ご来光登山を始め、登山中の突然死を防ぐ対策は、まさに心疾患(循環器系)の病気を防ぐことに直結します。

 

何故、突然死は早朝に多いのかと申しますと、大きく3つの原因があります。

 

突然死の原因!水分不足による脱水について

まず、ご来光登山や、普通の登山にしろ、気を付けなければならないのが「水分不足(脱水)」になります。

 

脱水が進むと血液がドロドロとなり、血管を詰まらせ突然死の原因になってしまいます。

 

尿の色で脱水しているかが分かるチャート表

こちらは、尿の色付き具合で自分の脱水がどれだけ進んでいるかが分かるチャート表になります。

 

一番下の尿の色ですと、脱水がかなり進んでいて大変危険な状態になります。

 

この状態ですと、1Lの水分補給や、脱水以外の原因も考えられるので、医療機関で受診も考慮する必要があります。

 

私は普段から登山中の脱水には気をつけてまして、上から3段目くらいの尿の色しか見たことがありません。

 

それでも「軽度の脱水」に該当しますので、突然死のリスクが0とは言えない状態ですよね。

 

ちなみに体格(体重)によって違うのですが、夜間寝ている間に平均すると500mlほど体内の水分を消費します。

 

そんな脱水の状態でご来光登山をすれば、心筋梗塞等による突然死が起きてしまうのも納得ですよね。

 

そんな脱水ですが、世界最強の軍隊と言われているのが米軍になりますが、所属する隊員に対し、1日あたり体重に0.06を乗じた水分を摂取するよう教育されております。

 

体重が50kmなら3L、60Kgなら3.6L、70kgなら4.2Lの水分摂取を指導しているそうです。

 

日本人と体格も違いますのでアレですが、それでも1日2Lは水分を飲むようにと言われてますので、ある程度の明安にはなりますよね。

 

また、炭酸飲料などの糖分が多い飲み物を水分代わりにしている方もいますが、含まれている糖分量が10%を超えると、逆に水分の吸収を妨げ脱水となり、下痢の原因になりますので要注意です。

 

汗をモリモリ書いた後に、山小屋でも売っている甘い飲み物を飲むと至福の時間になりますが、その代償として逆に体の中では脱水が進み体調が悪くなる可能性があります。

 

甘いスポーツ飲料も同じ傾向がありますので、糖分量を考慮し、水等で薄めて飲むのが効果的になります。

 

コーヒーなどのカフェインが多い飲み物や、アルコール飲料も脱水の原因になりますので、ご来光登山を考えている方は、突然死の対策として前日に飲むのは控えた方が身のためになります。

 

ま~分かってはいるものの、中々止められませんよね・・・・。

 

 

早朝の登山は危険がいっぱい!血圧の低下について

低血圧で朝が弱い方が一定数いると思いますが、私もそれほど強くないので、早朝の登山に寝坊してしまうことがあったりします。

 

寝坊と言うよりは、布団の中から出たくない!というか、毎晩枕を相手に行っているイチャイチャプレイが中々終わらず遅れてしまう!が、原因だったりします。

 

上述してます通り、早朝の登山は心疾患や脳梗塞などの突然死の原因が多く、対策をしないと危険がいっぱいになるのですが、その中でも血圧の低下が要因の1つになったりします。

 

健康な方は、通常夜間の血圧が10~25%前後低下します。

 

そんな血圧が低い中で急な運動をすると、体が変化に対応できないのは想像できますよね。

 

脱水で血液がドロドロの中、血圧の急上昇を起こしてしまえば、突然死の原因に十分なってしまいます。

 

早朝の登山中、立ち眩みや眩暈(めまい)のようは症状がある場合は、血圧が大きく変動している可能性がありますので要注意です。

 

早朝の登山と突然死のリスク!体温の低下について

睡眠と体温は、非常に密接な関係があります。

 

人間は、体温が高い状態(活動的な状態)では、質の良い睡眠をとることが出来ません。

 

人間は本当によくできているのですが、眠くなる数時間前から体温が少しずつ低下していきます。

 

本格的な睡眠に入ると、体温(深部体温)は2度ほど低下すると言われております。

 

寝起きが一番体温が低い状態になるのですが、そんな体温が温まらいうちに負荷のあるご来光登山をしてしまうと、体に大きな負担になってしまいます。

 

温度差による突然死といえば「ヒートショック」がありますが、残念ながら年間14,000人前後の方が亡くなる原因になっております。

 

入浴に伴う温度変化などが、主な原因になるのですが、登山でも同じような事が起こりえます。

 

登山中は、温度変化が激しい世界での行動になりますしね。

 

体温と血圧は密接な関係がありますので、早朝の登山は想像している以上、体へのダメージがあると覚えておく必要があります。

 

ご来光登山の危険性と突然死の対策について

ご来光登山の危険性を感じた瞬間

 

 突然死の原因は、簡単に書きますと動脈硬化によるものになります。

 

よく言われている通り、心臓の血管が狭くなったり詰まったりして突然死を発症してしまいます。

 

この動脈硬化による心疾患の三大危険因子は、糖尿病、高血圧、高脂血症(脂質異常症)になりますので、そちらの対策が重要になってきます。

 

それに喫煙も加わると、更に突然死のリスクが高くなるのですが、そこに「早朝」が加わると邪悪な相乗効果を発揮してしまいます。 

 

加齢に伴い、何かしら体に不調を抱えてしまいますが、自分の持病等を考慮して登山の計画をしないと、それこそ登頂の前に突然死を迎えてしまう事が考えられます。

 

普段から朝早く起きて行動する習慣がない方は、一日のリズムも崩れてしまい、疲れやすい状態になってしまいます。

 

そんな状態でご来光登山をすれば、自分が思っている以上に危険な状態に置かれていますよね!

 

ご来光登山を始め、早朝の登山やスポーツで突然死を防ぐため行っている対策について書いてみたいと思います!

 

寝起きの一杯(水分補給)

早朝の登山で突然死を防ぐのに欠かせないのが寝起きの一杯になります。

 

朝の水分補給はマストになります!

 

山小屋での宿泊や、テント泊ですと、どうしても夜にアルコールが呑みたくなるのが人情ってものですよね。

 

摂取したアルコールを体内で分解する過程で水分をモリモリ消費します。

 

出来たら夜のうちから水分を多くとり、脱水状態にならないように注意を払うのもご来光登山で突然死を防ぐ大きな対策になります。

 

翌日の登山行程にもよりますが、きつい計画を考えているならば、夜の飲酒は控える事をおすすめしております。

 

標高が高くなるとお酒に酔いやすくなりますし、呼吸が浅くなるので疲労が抜けにくくなりますしね。

 

私の場合、寝る前にコップ一杯(200ml)、寝起きにコップ一杯、登山開始直前にコップ一杯の水分を補給しております。

 

必ず朝食を食べる

朝食を食べずに登山を開始する方もいると思いますが、これも体のことを考えるとNGになります。

 

登山の朝は早いですし、片付けや身支度で時間が掛かる為、ついつい朝食をとる時間がないこともありますよね。

 

しかしながら、睡眠中は副交感神経が優位になり、体がリラックスモードになります。

 

起床後は、交感神経が活発になっていくのですが、その時に朝食をとることにより、体の切り替えがスムーズに行くといわれております。

 

よ~は、朝食をとることにより、副交感神経から交感神経へのスイッチがうまく切り替わり、体が運動に耐えられる状態になっていきます。

 

また、朝食をとることにより、腸の動きが活発になりますので、登山口や山小屋で出発の時にトイレを済ませれるメリットもあります。

 

登山中、トイレのないところで便意が来ると始末に困ってしまいますが、出発前に便意が来れば助かりますよね。

 

また、エネルギーがない中での登山は、シャリバテの原因になりますし、体に力が入らず時間が余計にかかることも考えれますので、朝食は忘れずにとるようにしてください。

 

準備運動、ストレッチを忘れずに

体が寝ぼけた状態で登山をすれば、足が上がらず躓いたりして怪我に繋がってしまいますよね。

 

また、早朝は体温が下がってますので、そらだけ筋肉が収縮し硬くなっております。

 

そのような状態で負荷の高い登山をしますと、突然死も怖いですが、大きな怪我に繋がりますので、準備運動、ストレッチは必須になります。

 

体を動かすことにより、脳の覚醒も進みますので、ルート間違いを防ぐことにも繋がりますよね。

 

最初の30分は軽めの負荷にする

登山を開始する上で、非常に大事にしているのがこちらの「最初の30分は軽めの負荷にする」になります。

 

スタート時点では、体力もモリモリありますし、テンションも上がった状態になりますので、ついつい歩く速度が速くなってしまいます。

 

しかしながら、思いと裏腹に体はまだ登山モードになっていませんので、急な負荷に対応することが出来ません。

 

登山初心者と、玄人の違いは、まさに登山開始から30分の行動を見れば直ぐに分かります。

 

玄人な登山者ほど、スタートしてから30分~1時間くらいは非常にゆっくなりペースで歩きます。

 

登るスピードにも気をつけて、息が上がらないペースを守り、体が温まるまでチョコチョコ休憩を入れながら慣らしていきます。

 

最初から飛ばして頑張りすぎると、最後まで体力・筋力が持たないことが分かってますので、まずは体を慣らし、大きな負荷をかけないことを心がけます。

 

登山口からモリモリ飛ばし、山頂めがけてすっ飛んでいく威勢の良い登山者を多く見ますが、ほぼ間違いなく後で失速し、抜かれていく光景を見たことがある方も多いと思います。

 

体が登山に慣れていない状態で大きな負荷をかけると、余計な体力・筋力を使ってしまいますので、登山開始から最初の30分は軽めがおすすめです!

 

突然死を防ぐためにも、体を徐々に慣らすことが重要ですので、ペース配分に注意を払う必要があります。 

 

まとめ

登山と突然死は、密接な関係があり、避けて通れないところがあったりします。

 

特にご来光登山は、時間帯や、人間の体の特性上、どうしても無理がかかってしまいますので、突然死のリスクが高いと言わざるを得ません。

 

ご来光に間に合わせるため、朝食もとらず、急いで登ってしまう方も多いと思いますが、人生一度きりですので、無理は禁物だと思います。

 

景色も綺麗ですし、山の中でないと見れない風景があるのも事実ですが、個人的には持病がある方やご高齢な登山者に「ご来光登山」は、あまりおすすめできるものではございません。

 

また、早朝の登山も同じように心疾患のリスクがある時間帯での運動になりますので、危険性に留意することが大事ですよね。

 

シッカリと突然死のリスクに向き合い、対策することが重要ですので、登山に限らず早朝ランニングや、早朝ゴルフ、早朝草野球を趣味にしている方は、注意を払いながら楽しんで欲しいなと思います!

 

※記事の内容の一部は「日本医師会」より引用しております。

 

 

www.aohigetozan.com

登山中の突然死に対策として覚えて欲しい知識と技術になるのが蘇生法になります。

私は技術として「普通救命講習Ⅰ」、知識として「一種衛生管理者」の資格を持っているのですが、地味に登山で役立っていると思っております。

心肺蘇生法と、普通救命講習、一種衛生管理者について書いた記事になりますので、良かったら登山の参考にしてみて下さい!

 

www.aohigetozan.com

 ご来光登山、早朝の登山においても日頃からのトレーニングが大事になります!

登山の体力づくりや、簡単に出来るトレーニングについても触れてますので、参考になれば幸いです。

 

www.aohigetozan.com

ご来光登山と切っても切れない関係にあるのが高山病・気象病だと思います!

標高が高くなると、気圧の変化も大きくない、それだけ体の負担になってしまいます。

気圧の変化によって突然死の発症リスクも高くなりますので、要注意になります!