- 携帯電話・スマホが使える登山道の状況について
- docomoの携帯電話が使える登山道マップ(通話エリア)について
- ソフトバンクの携帯電話・スマホが使える登山道マップ(通話エリア)について
- auの携帯電話・スマホが使える登山道マップ(通話エリア)について
- 登山に強い携帯電話会社はどれ!?山の中の通話エリアを比較した感想について
- 登山中の携帯電話の取扱とバッテリーを長持ちさせる方法について
- 登山地図に携帯通話エリアの表記に思う事とまとめ
携帯電話・スマホが使える登山道の状況について
登山の安全において「命綱」と呼べるのが携帯電話(スマホ)ですよね!
携帯電話が普及する前は、通信手段が限られてましたので、それだけ時間と労力が掛かり、救えた命が数多く失われてしまった歴史がありますよね。
現在は、ありとあらゆる所で携帯電話を使って通話やネット出来ますが、残念ながら登山愛好家のフィールドである山の中は、まだまだ圏外の所が多いですよね。
私の地元である丹沢山塊においても、だいぶ携帯電話・スマホの圏外の場所が減ってきてはいるものの、それでも場所によってはまだまだ不通の所があったり致します。
東京や横浜などの大都市の近くにある丹沢山塊ですが、そんな好立地な場所でも携帯電話の電波が届かない場所がありますので、田舎にある山の中の状況は、ある程度察っしてしまいますよね。
登山愛好家にとっては、登山道周辺の携帯電話・スマホの電波状況が気になる方も多いと思いますので、今回はそちらについて書いてみたいと思います!
携帯電話(スマホ)といっても、日本には大手3社のキャリア(携帯電話を扱う会社)がありますので、docomo、au、SoftBank各社の、登山道で使えるエリアの電波状況について記載したいと思います。
docomoの携帯電話が使える登山道マップ(通話エリア)について
まずはdocomo山岳通信エリアマップを使いまして、主要な山域別の登山道で携帯電話・スマホが使えるエリアについて書いていきたいと思います!
こちらのdodomo山岳通信エリアマップは、長野県周辺の情報になりますが、それ以外の山の状況も知りたいと思いますので、併せて書いていきたいと思います!
八ヶ岳で使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
まずは私が愛して止まない八ヶ岳になりますが、登山道で使える携帯電話のエリアがこちらになります。
八ヶ岳といったら、主峰赤岳(標高2,899m)があまりにも有名ですが、そちらを含むかなり広範囲で携帯電話が登山道上で使える状況です。
八ヶ岳の山中で、道に迷ってしまっても、セオリー通り尾根を目指して登って行けば(絶対に下ってはいけません)、携帯電話が繋がるエリアに辿り着けることが、この地図から分かりますよね。
八ヶ岳の登山は、携帯電話の通話可能エリアだけ見ますと、かなり安全な山域であるともいえますよね!
中央アルプスで使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
そしてこちらが「日本の屋根」の1つである中央アルプスの登山道で使える携帯電話・スマホのエリアがこちらになります。
中央アルプスといったら、木曽駒ヶ岳(標高2,956m)、空木岳(標高2,864m)が有名ですが、そちらを含むかなりの広範囲で携帯電話が使える状況です。
木曽駒ヶ岳から空木岳への稜線上に、一部電波が届かないエリアがありますが、距離も短いですので、影響は限定的だと思います。
中央アルプスの主要な登山道は、携帯電話・スマホがモリモリ繋がる事に驚いてしまいました!
南アルプスで使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
そして私が足しげく通う南アルプスの登山道で使える携帯電話・スマホのエリアがこちらになります!
南アルプスといったら、白峰三山を始め、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳が有名ですが、その周辺は問題なく携帯の電波が届いております。
しかしながら、登山者が少ない仙塩尾根は、やはり携帯電話の圏外が広がってますね~
両俣小屋も携帯電話の電波が届いていない事に驚いてしまいました。
両俣小屋周辺は、携帯・スマホが繋がったような記憶があるのですが、気のせいかしら!?
そして南アルプスは、南部に行くほどアクセスが悪くなり、それに比例して山深くなり人を寄せ付けなくなりますが、予想通り、北部よりも電波の状況が良くない感じでした。
それでも塩見岳周辺の電波が良いのに驚いてしまいました。
マイナールートであり、歩いてみたい筆頭の尾根である「蝙蝠尾根」も上部の方は携帯電話が繋がる事にビックリしました。
きっと、コウモリが発する超音波が影響しているのでしょうね(笑)
荒川三山、赤石岳、聖岳周辺も、特に問題なる様なところはありませんでした。
むしろ、椹島ロッヂ周辺の登山道に、電波が届いていないことが逆に驚きですよね。
しかしながら、不便な南アルプス南部の山々でも、シッカリと携帯電話・スマホの使用エリアが広がっているのは、登山をするうえでの安心材料の1つになるよな~と感じてしまいました。
御嶽山・浅間山で使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
続きましては、北アルプスの御嶽山と浅間山の登山道で使える携帯電話・スマホのエリアがこちらになります。
御嶽山は、大きな噴火で多くの登山者の命を奪ったのが記憶に新しいですが、そんな悲劇から着々と復旧していることが、携帯使用可能エリアからも分かりますよね!
御嶽山は、再度噴火する可能性があるだけに、携帯電話が使えないと、情報の伝達が上手くいかず、何か起こった時に混乱してしまいますしね。
同様に、噴火が絶えない浅間山ですが、こちらも登山道で使える携帯電話・スマホのエリアがシッカリと整備されております。
入山禁止の処置がとられております、浅間山山頂付近は、携帯電話が使えませんが、主要な登山道は電波がありますので、何か起きても安心ですよね!
噴火の可能性が高い山の登山道で携帯電話・スマホが使えるのは、何か起きた時に情報を素早くゲットできますので、やっぱり電波があると安心ですよね。
北アルプス(穂高岳・槍ヶ岳・涸沢周辺)で使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
日本の登山で外せないのが北アルプスになるかと思いますが、携帯電話・スマホが使える登山道のエリアがこちらになります。
北アルプスと言っても広いので、少しぶつ切りしてみたいと思います!
まずは北アルプス = 穂高岳・槍ヶ岳と言っても過言ではないかと思いますが、多くの登山者が訪れるだけありまして、主要登山道は携帯電話を使うことが可能です!
横尾から涸沢へ至る登山道は、携帯電話・スマホが使えないのが予想外ですよね。
涸沢は、多くの登山者が歩くルートですので、電波が欲しい所ですが、地形とかも影響してるのかも知れませんね。
また、バリエーションルートで有名な、北鎌尾根(槍ヶ岳北部)は、流石に圏外みたいですね。
事故が起きると、中々救助要請が難しそうですよね~
そして、奥穂高岳から西穂高岳への縦走ルートは、ジャンダルムを始め、日本の一般登山道の中では、1、2を争う難路として有名ですが、そちらも稜線上は携帯電話・スマホを使用する事が可能になります。
ジャンダルムを始め、奥穂高岳~西穂高岳の登山道は、滑落事故が絶えないルートですので、携帯電話の通話エリアであるのは、挑戦する登山者にとっては有り難いですよね!
北アルプス(鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平周辺)で使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
そして北アルプスの北部になりますが、「表銀座縦走路」と「裏銀座縦走路」で使える携帯電話・スマホのエリアがこちらになります。
北アルプスの裏銀座縦走路の目玉になるのが鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳かと思いますが、穂高岳・槍ヶ岳周辺と比較しますと、だいぶ携帯電話が使えない圏外エリアが広がってますよね~・・・。
日本最後の秘境と呼ばれている「雲ノ平」ですが、噂通りの電波のなさでした。
個人的には、雲ノ平を始め、鷲羽岳・水晶岳周辺は、秘境のままでいて欲しいな~と思ってしまいました。
北アルプス(立山・剱岳周辺)で使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
立山・剱岳周辺の登山道で使える携帯電話・スマホのエリアがこちらになります。
立山周辺は、アルペンルートが整備されていて、大変アクセスが良好ですので、通話可能エリアが広がってますよね!
剱岳周辺は、携帯の電波が届かないのではないかな~と思ったのですが、どうも私の考えが古い感じでした。
剱岳の難路で有名な「カニの縦バイ」、「カニの横ばい」、「カニのハサミ」は、問題なく通話可能エリアになりますので、滑落しても安心です!て、言葉を選ばないといけませんよね。
しかしながら、剱岳の北側の稜線は、通話エリア外になりますので、山岳事故が起きてしまうと、電波を探すのに苦労しそうですよね。
北アルプス(五竜岳・白馬岳周辺)で使える携帯電話・スマホの通話エリアの状況について
そして北アルプスの登山道の難路といえば「キレット」になるかと思いますが、そんな縦走路を抱えている鹿島槍ヶ岳や、白馬岳周辺の登山道で使える携帯電話・スマホのエリアがこちらになります。
鹿島槍ヶ岳~五竜岳間にあります「八峰キレット」も携帯電波が届きますので、安心ですね。
また、唐松岳から白馬岳へ至る縦走路上にある難路として名高い「不帰ノ嶮(かえらずのけん)」ですが、こちらも八峰キレットと同様に、携帯電波・スマホが届きますので、安心ですね。
長くなってしまうのでこの辺にしますが、自分の地元にある山の登山道の電波状況が気になりますよね!?
主要な山域以外の携帯電話・スマホが使用できる登山道の状況につきましても、docomoの公式サイト内で情報提供されております。
サイトの方は、定期的に情報が更新されてますので、リアルタイムに確認出来て良いかもしれません!
折角なので、私の地元「丹沢山塊」の登山道で携帯電話・スマホが使えるかどうか調べてみたいと思います!
docomoのサイト内で探してみると、しっかりと「丹沢山」という項目がありまして、上記のような登山道の地図に携帯の電波が有るか無いかが一目で分かるようになってました。
長年、丹沢山塊を歩いているのですが、圏外エリアと自分の感覚が結構近く驚いてしまいました。
あの辺は、携帯電話の電波がないから使えないよな~と思っていた所が、やっぱりエリア外になってました。
日本各地の登山道の携帯電話が使える状況が分かりますので、観ているだけでも楽しかったりします。
山域ごとの登山道で携帯電話・スマホが使えるエリアについては、下記リンクから確認できますので、登山の参考になれば幸いです!
docomoの携帯電話・スマホが使える山域別登山道の詳細はこちら >>
ソフトバンクの携帯電話・スマホが使える登山道マップ(通話エリア)について
そして、ソフトバンクの携帯電話が使える登山道マップ(通話エリア)になりますが、こちらもdocomoと同様に、山域ごとの登山道での状況が公表されております。
ソフトバンクユーザーも多いですので、こんな登山に使える情報があると助かりますよね!
先、日キャンプでご一緒した方に教えてもらったのですが、正直、こんな「携帯電話が使える登山道の情報」がある事を知りませんでした。
無知というのは、本当に怖いことですし、情報弱者になってしまうと、色々と不利益を被りますよね。
そして気になるソフトバンクの電波の状況を確認する操作方法になりますが、知りたい山域を選びますと、上記のdocomoのような登山地図に携帯電話の通話可能エリアが表示されます。
主要な山域はほぼ網羅されてますので、登山の前にチェックしてみて下さい!
逆に申しますと、ソフトバンクのサイト内で取り上げられていない山域に関しては、携帯電波が届かないエリアであるという意味になるかと思います。
その辺を踏まえたうえで、山域ごとの携帯電話・スマホが使用できる登山道のエリアについては、下記リンクから確認できますので、登山の参考になれば幸いです!
ソフトバンクの携帯電話・スマホが使える山域別登山道の詳細はこちら >>
auの携帯電話・スマホが使える登山道マップ(通話エリア)について
そして、auの携帯電話・スマホが使える登山道マップ(通話エリア)になりますが、こちらもdocomo、ソフトバンクと同様に、山域ごとの登山道で使用できる電波状況が公表されております。
auと契約をしているユーザーも多いですので、上記2社と同様に、登山の参考になる情報が用意されているのは助かりますよね!
そしてauの携帯電話の電波状況を確認する操作方法になりますが、docomo、ソフトバンクと同様に、知りたい山域を選びますと、上記のdocomoのような登山地図に通話可能エリアが表示されます。
ソフトバンクと比べると、auの登山道の電波の情報は、docomoと殆ど同じ表示になっております。
多分、同じソフトを使っているんでしょうね。
docomo、ソフトバンクと同様に、主要な山域の情報は、auもほぼ網羅されてますので、登山の前に状況をチェックしてみて下さい!
山域ごとの携帯電話・スマホが使用できる登山道の情報につきましては、下記リンクから確認できますので、登山の参考になれば幸いです!
auの携帯電話・スマホが使える山域別登山道の詳細はこちら >>
登山に強い携帯電話会社はどれ!?山の中の通話エリアを比較した感想について
docomo、ソフトバンク、au大手携帯電話3社の、各山域の登山道で使える電波波状況について確認してみたのですが、一番気になるのが「どの携帯電話会社が通話エリアが広く登山に強いのか?」ですよね!
何となく察しがついてるかと思いますが、3社が公表している登山道で使える通話エリアを見た限り、やはり「docomo」が強いです。
敢えて会社名は出しませんが、docomoと比べると倍以上の通話エリアの差がありまして、山域によってはそれ以上になります。
登山愛好家にとってメジャーな山でも、docomo以外、携帯電話が使えないところが多く驚いてしまいました。
登山道で使いえるスマホなどの電波の状況(通話エリア)から見ますと、登山のリスク回避の1つとして、携帯電話の会社をdocomoにするのも一考の価値があるかと思います。
私はdocomoユーザーになるのですが、やはり携帯電話の電波はかなり良いと感じております。
会社で使っているスマホは「au」になるのですが、そちらと比較するとかなりの違いがあると感じております。
勿論、au、ソフトバンク共に、下界(都市部)では問題なく使えますのでアレですが、「登山に使える携帯電話(スマホ)」としてみますと、ちょっと物足りない電波の状況になりました。
「山の中でもdocomoは圏外が少ない」 という都市伝説的な話をよく耳にしますが、携帯会社の登山道の電波状況を調べてみた限り、その噂は本当であると結論付けることが出来ました。
今後、技術が進歩して、携帯電話・スマホが使えるエリアが山の中にも益々広がっていくと思いますので、それまでの辛抱なのかも知れませんが、それにしてもdocomoの携帯電話の強さはチョッと圧巻でした。
電波の良いdocomoの携帯電話ですが、お値段の方が・・・ですよね~
山の中で遭難しますと、場合によっては、莫大な捜索費用を請求されてしまう事もありますので、そちらと比較した上で携帯電話会社を選ぶのも1つの選択肢になるな~と今回の登山道の圏外エリアの広さを見て思ってしまいました。
登山中の携帯電話の取扱とバッテリーを長持ちさせる方法について


こちらが現在愛用してますモバイルバッテリーになるのですが、宿泊が伴う登山の場合(山小屋泊・テント泊)、必ず持って行くようにしております。
中々の大容量になってますので、登山中に携帯電話のバッテリーが切れてしまっても安心ます。
写真のとおり、ポートがUSBになってますので、携帯・スマホ以外にも充電できて重宝しております!
ガラゲーならまだアレですが、スマホはバッテリーの持ちが悪く直ぐ充電しなければなりませんからね~
そんな携帯電話ですが、少しでもバッテリーの充電を長持ちさせたいのが人情ってものですよね!
巷でよく言われておりますが、山の中で、携帯電話のバッテリーを温存させる小技がこちらになります!
携帯電話の電源をオフにしておく
高機能なスマホや携帯電話が多く発売されてますが、やはり使用していない時は、電源をオフにしておくことがバッテリーの充電を長持ちさせるのに有効です。
特に、電波の届かない圏外の場合、携帯電話が電波基地局を探がす関係で、多くの電力を消費してしまうと言われております。
登山中は、場所にもよりますが圏外のところが殆どになりますので、バッテリーの消耗を少しでも減らすためにも電源を切っておく事をお勧めいたします。
携帯電話・スマホの本体を寒いところに置かない
バッテリーは、使用していなくても自然に放電してしまいます。
寒い環境下で長時置いておきますと、放電が特に進みやすくなり、いざ携帯電話を使おうとすると「バッテリー切れで使えない!」といった事態になってしまいます。
バッテリーの構造上(使用されている原材料)、どうしても寒さに弱いのが欠点になります。
携帯電話(スマホ)と同様に、車でも同じ事が言えるのですが、寒い季節になりますと、バッテリーが上がってしまい、エンジンが掛からず困ってしまった経験をされた方が多いのではないでしょうか?
それと同じ事が、携帯電話のバッテリーでも起きますので、保管場所に注意が必要です。
特に厳冬期の登山の場合、外気温がマイナス20度とかもザラになりますので、何も対策しないと、携帯電話のバッテリーがモリモリ放電してしまいます。
ザックの中に保管していても、寒さでやられてしまいますので、出来る限り自分の体に密着させて人肌で温めながら持ち歩く事をお勧めいたします。
私の場合、登山ウエアの内ポケットに携帯電話を入れて温めております。
また、厳冬期のテント泊の時は、シュラフ(寝袋)の中にバッテリーを入れて寒さから守るようにしております。
携帯電話を始め、カメラのバッテリーも寒さに弱いので、同様な処置をしております。
私も寒さに弱いので、芯から体を温めてくれる山ガールが欲しいのですが、こちらは中々手にはいりません。
人肌恋しい季節の到来中ですが、「ポケット山ガール」とか「山カイロガール」、「抱き付き山ガール枕」などを販売して欲しいよな~と登山メーカーに要望したくなってしまいます(笑)
携帯・スマホで写真・動画撮影を控える
最近の携帯・スマホに付属しているカメラの性能が素晴らしく、とても綺麗な写真や動画が撮れますよね!
登山の記念や、山行記録用に写真や動画を撮っている方が多くいらっしゃるかと思いますが、携帯電話で撮影しますと、それだけバッテリーの消耗が激しくなります。
写真や動画を直ぐ撮る為に、本体の電源も付けっ放しになっていると思いますので、圏外の場所ですと、電波を探がすために益々電力を消費してしまいます。
出来る事ならカメラはスマホなどを使わない方が、バッテリーの充電に関しては良いのですが、現実的には中々難しいですよね。
カメラと携帯電話の両方を山に持っていくよりは、スマホ1つの方が荷物も減りメリットになる部分もありますしね。
バッテリーの減り具合が気になる場合は、「携帯電話は登山の命綱」と思い、写真や動画撮影を減らしたりして柔軟な対応が必要かも知れません。
登山地図に携帯通話エリアの表記に思う事とまとめ
折角、大手携帯電話各社から、登山道の電波状況の資料があるものの、実際はあまり活用されていないの現状かと思います。
広大な山の中で、携帯電話の電波があるエリアを調査するのも大変だと思いますが、少なくとも登山道周辺の通話エリアが分かるだけでも「登山の貴重な情報」になりますよね。
個人的には、「登山地図」と一緒に各携帯会社の電波状況が分かるように表記してもらえると、遭難した方の希望になるのではないかなと思っております。
トラブルが起きた付近に山小屋等がなく、下山できない状況でも、「あのエリアまで辿り着ければ携帯が繋がるから頑張ろう!」となると思います。
山で遭難した時は、そこに留まり体力を温存する事が生還の1つの条件になります。
山の中でも使える通話エリアが分かれば、足場の悪い山の中を携帯電話の電波を探しながらウロウロする必要がなくなりますので、大きなメリットになると思います。
また、前もって携帯の電波がある地点が分かっていれば、エスケープルートを設定するのと同じ感覚で、登山計画に織り込むことができますよね!
登山中に何か問題が起きたとしても、外部と連絡が取れる場所を登山計画に織り込んでおけば、かなりの保険になると思います!
遭難した登山者をヘリコプターを使って探してくれる「ココヘリ」等の有料サービスもありますが、登山者がほぼ全員持っている「携帯電話・スマホ」の機能を最大限生かせる情報の提供が今の時代は求められるのではないかと思います。
登山の情報サイトといえば、ヤマレコ、ヤマップ、ヤマケイオンラインや、登山地図である「山と高原地図」を手がける昭文社の皆様、登山地図に携帯電話の通話可能エリアを加筆してもらえませんか?
私の声はとっても小さいですが、登山を愛する皆様の声が集まれば、きっと何処かの会社が動くのではないかとヒッソリと思っておりますし願いでもあります。
他力本願な最後になってしまいましたが、登山者の身を守る最後の砦が「携帯電話」ですので、忘れずに持参して不測の事態に備えたいものですよね!
山の中で遭難し、携帯電話で助けが呼べない状況になりますと、ビバークに突入になってしまいます。
ビバークは、別の言い方で「緊急野営」が適切な言葉かな~と思っているのですが、計画外の野宿が該当します。
若かれし頃、色々と不運が重なり山の中でビバークしたのですが、かなり悲惨な一夜になりました。
同じようなビバークの経験を登山愛好家にはしてもらいたくないな~という思いで記事にしました。
遭難したら「その場から動かない」が1つのセオリーですので、ビバークについても知って欲しいなと思います!