- 蛭ヶ岳日帰り登山(ピストン)について
- 蛭ヶ岳日帰り登山の日程・天候・メンバー登山のコースタイム
- 蛭ヶ岳日帰りピストンの登山コース・標高差
- 蛭ヶ岳登山の装備
- 蛭ヶ岳山荘~蛭ヶ岳~丹沢山までの登山と山行写真と景色
- 丹沢山~塔ノ岳~鍋割山登山と山行写真
- 登山のまとめ
蛭ヶ岳日帰り登山(ピストン)について
前回に引き続き、丹沢最高峰である蛭ヶ岳へ日帰りピストン登山へ行った続きになります!
大倉から入山し、蛭ヶ岳を日帰りでピストンになりますと、距離も長く、結構時間が掛かってしまいますので、寒い時期は日没との戦いになります。
ただ、蛭ヶ岳日帰りピストンができる体力があると、色々な山でも力を発揮することができると思います。
神奈川で登山を楽しまれている登山者の、1つの目標として「蛭ヶ岳日帰りピストン」を掲げてもよいのではないかと思います!
少し話が変わるのですが、今日は顎の調子が悪く、口を大きく開ける事が出来ません(>_<)
ビックマ●クどころか、ハンバーガーも手に負えません(>_<)
アップルパイも怪しく、なんとかポテトフライで勘弁して欲しい感じです(>_<)
でも、塩はチョッと多目で、親の仇を取られるくらい塩辛くても良いです(?)
いつの間にか「顎関節症」を患い今に至るのですが、年々悪くなっているような気が致します・・・
そのうち、口を開けなくてもガク♬ガク♬鳴り出すんじゃないかと心配している所でございます(´∀`*)
(´∀`*) ← 心配しているような感じの顔文字じゃないですよね(笑)
登山道で、ニヤニヤしながらガク♬ガク♬させている怪しい登山者がいたら私なので、何処かで見つけたら直ぐに命を守る行動に移って下さい!
その緩い口元の隙間から、「飴色のタメ息」が噴き出し、思わぬダメージを与えてしまうからです!
そんな感じで、今日は蛭ヶ岳ピストン登山の後編になります!
どんな結末になったのか・・・
むしろ、「顎関節症アピール」は、何の為に必要だったのか・・・
こんな丹沢山塊での1日になりました!
前編の登山記録(大倉~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳)
こちらが大倉から塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳まで歩いた前編の記事になります!
蛭ヶ岳日帰り登山の日程・天候・メンバー登山のコースタイム
登った日:1月21日(土) [日帰り]
天 候:晴れのち曇り時々小雪
メンバー:単独
交通手段:大倉バス停バイクを駐輪(無料)
蛭ヶ岳(蛭ヶ岳山荘) 11:37 → 12:09 棚沢ノ頭 → 12:56 丹沢山 → 13:44塔ノ岳 13:51 → 14:25 小丸 → 14:43 鍋割山 14:45 → 15:33 二俣 → 16:51 大倉バス停
蛭ヶ岳日帰りピストン登山のコースタイムの参考になれば幸いです。
やはり、蛭ヶ岳を11:00頃でないと、日没前に下山できませんね~
雪がある時期は、足元が重くなり、なかなか前に進まないので、コースタイムの事を考えると精神衛生上宜しくありません。
体力回復を意識しながら自分のペースでノンビリ歩く時は歩く!のような意気込みが、蛭ヶ岳日帰りピストンの攻略の秘訣だと思います!
蛭ヶ岳周辺は、滑る所もあるので、軽アイゼン、スパッツが必要です。
※鍋割山方面のみです。その他の山域は、前編に記載。
蛭ヶ岳日帰りピストンの登山コース・標高差
大倉から入山し、塔ノ岳~丹沢山~鍋割山を絡めて蛭ヶ岳日帰りピストンした登山区間になります!
なだらかな標高差に見えますが、実際は細かなアップダウンが多く、脚の疲労がモリモリになるルートになります。
やはり、大倉尾根の標高差と距離が蛭ヶ岳ピストン登山の前に大きく立ちはだかる感じです。
蛭ヶ岳登山の装備
水1.6L、(あまり 0.3L)、お湯0.5L、(あまり 0L)
貧乏セットカレーうどん、米170g、柿の種2つ、玄米茶チョコ、飴玉各 5個
スノーピークチタンシングルマグ 300、フォーク、ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、バラクラバ、手袋(薄手・厚手)、サングラス、日焼け止め、クマ鈴、トイレットペーパー1/5使用、6爪アイゼン、その他諸々
こんな感じの登山装備で蛭ヶ岳に臨みました!
こちらの記事で、日帰り登山の装備や持ち物、持参すべき現金等について詳しく書いてますので、良かったら参考にしてみてください!
蛭ヶ岳山荘~蛭ヶ岳~丹沢山までの登山と山行写真と景色
蛭ヶ岳の山頂に着く頃には、今までの爆風が嘘のように風が収まりました。
蛭ヶ岳の神様に、私は愛されているんだろうな~っと勝手に判断してしまいました(笑)
お互いシャイなので、言葉なくとも良く分かります(?)
そんな感じで今年初の、神奈川県最高峰です!
歩いてきた丹沢山塊の稜線が一望できました!
いや~~雪深いです・・・。
遠く伊豆半島まで見えました!
蛭ヶ岳の山頂は、大展望でございます!!
この景色を見たくて蛭ヶ岳日帰りピストンをしたのです!
よっ!富士山!日本一!!
手前にそびえる檜洞丸が威風堂々としておりますよね~
丹沢主稜縦走も、久しくやってないので、雪がモリモリになったらやってみようかな!?
蛭ヶ岳の山頂も結構雪が積もっておりました。
姫次方面から登山者が数人上って来たので、トレースは問題なく付いていると思います!
風でトレースが消えちゃったのかも知れませんが、檜洞丸方面はかなり薄く、暫く歩いている人はいなさそうな感じでした。
上手いタイミングで知らない方の「右手」を写す事に成功いたしました(・o・)
心霊写真ではないので悪しからずです!!
檜洞丸から続く大室山への稜線が綺麗でした♡
アッチは登山者で混んでいるんでしょうかね~~
奥多摩・道志に奥秩父の山々も見えました!
本当に山深いですよね~
南アルプスも見えたんですが、アッチは天気が微妙そうですね・・・
今日は、風も強く荒れているんじゃないですかね~
愛する宮ヶ瀬湖も蛭ヶ岳の山頂から綺麗に見えました!
アッチまでも結構な距離ですよね・・・
蛭ヶ岳日帰りピストンなら何とか日没までに間に合いそうな予感が・・・。
右手に見えるのが丹沢三兄弟ですね!
こんだけ雪があると、丹沢三峰も中々凶悪な姿になっているんじゃないですかね~
平らな所が「姫次」で、真ん中右手が「黍殻山」ですかね。
南側に比べて少し地味ですが、アッチも静かな山歩きが出来るのでお気に入りなのです!
蛭ヶ岳の山頂でノンビリしていると、北の空が段々怪しくなってきました・・・
白く舞っている所は雪でも降っているんでしょうかね!?
霧氷が少しだけ残っていて最後の輝きを放ってました☆
丹沢も、霧氷の季節の到来ですね!
そんな感じで丹沢山・塔ノ岳へ戻りたいと思います!
鬼ヶ岩の登りがえげつないですね~・・・。
鎖が雪で埋まっているので、使えません!
この周辺を歩く時は、十分注意して下さい。
ピッケルは要らんですが、6本爪程度のアイゼンが必要だと思われます!
12本爪アイゼンの方もいましたし、チェーンスパイクの方もいましたので、己の技量と判断次第ですかね!?
ちなみに私は6本爪の軽アイゼンでございます。
ヒーヒー言いながら登り、振り返ると先ほど見た景色をまた見れました!
流石にこの蛭ヶ岳の景色も見慣れて来たな~って感じですね。
雪があるとまた違った美しさがありますよね~!
それにしても天気が良すぎて照り返しが凄く、日に焼けているのが自分でも分かるくらいでした・・・。
折角、「エイジングクリーム」を塗っているのに、また意味深なアレが増えてしまうわ♡
※良かったらご参考にしてください!特に中年男性には必見ですよ!
今話題の紫外線サプリメントであるホワイトポリフェノールCについて書いた記事になります!
日焼け止めクリームと一緒に使うと効果的になると思います!
値段も安いのでおすすめです!
やっとここまで不動ノ峰まで戻ってきました・・・
いや~・・・まだまだ丹沢山まで先が長いですね・・・
これから立ちはだかる丹沢山への登り返しを考えただけでもヒゲが抜けてきそうです♡
朝と比べて雲がだいぶ出てきましたね~~
風もまた強くなり、小雪も舞ってきました。
山の天気は本当に変わりやすいですね。
乙女心と一緒やな~っと思いつつ、何時まで経っても乙女心が分からない誰かさんです!
新宿2丁目で修行してみるかな!?(笑)
丹沢とは思えない景色が広がっております!
朝に比べ、トレースが明瞭になってきましたね~~
それでも雪が深く歩き難いです。
丹沢山への登り返しは、涙なくしては語れない、辛く切ない時間帯でした(?)
そんな感じでみやま山荘でございます!
昼過ぎなんで、登山者で賑わっておりました!
むしろ、宿泊者かな!?
丹沢山~塔ノ岳~鍋割山登山と山行写真
丹沢山を後にし、塔ノ岳・鍋割山を目指します!
小雪が舞っていると言うよりも、強風で巻き上がっていると言った方が正解かも知れません!
それくらい風が強かったです。
そして非常に寒かった・・・
朝に比べ、だいぶ丹沢山~塔ノ岳間は道っぽくなりましたね~!
今日は何人登山者が歩いたんでしょうかね!?
足跡の数だけ人生が詰ってますよね。
珍しく、気の利いた事を言ったじゃない!って呟いていそうな感じでした(?)
丹沢山~塔ノ岳の稜線は、富士山の景色が良くて最高ですよね!
よ~やく塔ノ岳山頂に戻ると、登山者でお祭り気味でした。
早々に立ち去ろうかと思ったのですが、足、腰、ヒゲから悲鳴が聞こえてくるので、ここで一本入れながら山ガールを眺めておりました。
ゲレンデマジックならぬ「山頂マジック♡」って、多分アリだと思います!!(?)
あの子・・・好みなんだ~♡と、塔ノ岳から大山に向かって告白してみました。
残念ながら、大山から返答がなく、ノーリアクションだった事を、この場をお借りしてご報告申し上げます・・・
勝負がついた感じなので、大人しく塔ノ岳から鍋割山稜経由で下山する事にしました。
手前左に花立山荘が見えてますね!
大倉尾根に丹沢表尾根、後ろに大山ですね!!
よい景色ですね~♬
鍋割山稜から見る蛭ヶ岳がお気に入りなんですよね~!
こっちから見ると迫力が有りますよね!
これだけ見ると、何処かのアルプスと引けを取らないと思うんですけどね!
チョッと言い過ぎですかね!?(笑)
聞こえてくるのは自分の吐息と、腐った飴色のタメ息だけでございます・・・。
え~・・・昨日何食べたっけ!?てか、なにを食べたらこんなになるんだ!?と、悩ましい時間帯でした!
新雪の鍋割山への登山道は、地味にきついです。
鍋割山の山頂は地味に混んでました!
そして、日当たりが良い所は田んぼのようになってましたので、スパッツがあると良いと思います!
よっ!富士山!日本一!!
鍋割山から見る富士山はお久しぶりですね~♬
も~少し待てば夕日に染まってもっと綺麗なんでしょうね~♡
なんでこっちに来たかと申しますと、沢があるので汚れたアイゼンを洗えるからです!
大倉バス停にも洗い場がありますが、非常に混むので・・・
精神衛生上、イライラするよりは天然の洗い場を利用した方が良いですからね!
鍋割山から二俣の橋を渡って林道歩きになるのですが、距離が長く地味にきついです。
最後の方は、無の境地になってきます(苦笑)
そんな感じ鍋割山から無事に大倉バス停に戻ってきました!
思ったほど登山者はいませんでした。
雪がある時期は、丹沢山塊へ登山する人も少ないのでしょうね。
登山のまとめ
久しぶりの雪山歩きがとても新鮮で、かなり楽しい一日でした!
これからさらに丹沢山塊に雪が積もると、もっとドM指数が高くなり、オジサンうっとり♡してしまうかと思います(笑)
しかしながら、ボチボチ決算期に突入する関係で、仕事がモリモリになりつつで・・・
そんな感じなんで、「厳冬期」と呼ばれている2月の冬山に、私は全然行けれてないのが現状です。
段々と色々な「責任」と言う嫌な装備が増えてきて、休みたい時に休めなくなってきました!
新人だと思っていた自分が、いつの間にか中堅になり、気づいたら「中年」ですからね~・・・。
中肉中背になってきたし、も~「中」って漢字が嫌いになってきました(笑)
ストレス解消すべく、時間がある時は少しでも良いので山に行きたいな~って考えている今日この頃でした!
蛭ヶ岳日帰りピストンは、登山レベルで考えると結構大変な部類になりますが、達成感は半端ないので、挑戦する価値はあると思います!
積雪期の蛭ヶ岳日帰りピストンの参考になれば幸いです。
無雪期に蛭ヶ岳日帰りピストンをした時の記事になります!
リベンジ登山になるのですが、色々な意味で思い出深い蛭ヶ岳登山になりました!