前回の大雪山黒岳登山及び黒岳石室でのテント泊に引き続き縦走2日目について書いていきたいと思います!
今回の登山は、大雪山(北海道)で2番目に標高の高い北鎮岳を経由して北海岳、白雲岳からテント泊した白雲岳避難小屋について書いていきたいと思います!
朝から雨が止まず萎える1日ではありましたが、こんなテント泊縦走となりました!
- 白雲岳避難小屋でテント泊と北鎮岳登山について
- 北鎮岳登山!黒岳石室からの登山ルート詳細
- 白雲岳登山と間宮岳、北海岳への登山ルート詳細
- 白雲岳避難小屋までの登山ルート詳細
- 白雲岳避難小屋の料金と水場、トイレ詳細
- 白雲岳避難小屋テント泊!ヒグマ対策と売店について
- 白雲岳避難小屋テント泊と北鎮岳、白雲岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
白雲岳避難小屋でテント泊と北鎮岳登山について
2年程前に大雪山の最高峰である旭岳へ登山したのですが、その際、登り損ねた一座としてあったのが北鎮岳になります。
また、ヒグマや時間的な制約もって白雲岳にも登れなかったもので、今回の大雪山、十勝連峰テント泊縦走では、その2座は確実の登りたいと思い計画に組み込んだ感じです。
当初の計画では、北鎮岳、白雲岳へ登山をし、白雲岳避難小屋、忠別岳避難小屋は使わずその先にある「沼ノ原」の大沼キャンプ地指定地でテント泊する予定でした。
翌朝、沼ノ原の大沼キャンプ指定地から石狩岳へピストンし、戻ったらヒサゴ沼避難小屋か、トムラウシ野営場を目指す計画だったのですが、天気予報が悪く、後半の方が天気が良さそうな事から無理せず白雲岳避難小屋泊に切り替えた感じです。
そんな感じでテント泊した黒岳石室から白雲岳避難小屋までは、距離も短くコースタイム的にもだいぶ時間に余裕があるので、ど~したものかと考えていると、ひょんなことから山ガールと一緒に途中まで登山することになりました!
そんな感じで今回は、大雪山2番目に標高の高い北鎮岳登山(最高峰は旭岳で標高2,291m)と、ヒグマの出没が相次いでいる白雲岳避難小屋でのテント泊の様子について書いていきたいと思います。
特に気になるのが、白雲岳避難小屋のヒグマ対策や売店、料金等になるかと思いますので、その辺についても触れていきたいと思います!
北鎮岳登山、白雲岳避難小屋テント泊に移る前に、黒岳登山と、黒岳石室について詳細に纏めた前回の記事がこちらになります!
大雪山黒岳ロープウェイ、リフトを利用して入山し、黒岳へ登ったのち、黒岳石室でテント泊した時の様子について書いた記事になります!
そしてこちらが、黒岳石室から北鎮岳、白雲岳、白雲岳避難小屋へ縦走した際に撮影した登山動画になります!

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、黒岳石室から北鎮岳、白雲岳、白雲岳避難小屋への登山ルートの様子と、雄大な大雪山の景色や雰囲気など参考になれば幸いです!
北鎮岳登山!黒岳石室からの登山ルート詳細
テント泊でお世話になった黒岳石室の様子になります!
結局、夜中から明け方にかけてかなり強く雨が降り、冷え込みも強かったです。
入山する直前に確認した(8月8日)の天気予報ですと、本日(8月9日)は、曇りのち晴れ予報だったのですが、蓋を開けたら「雨」でした・・・(涙)
そんな感じで雨で濡れた重いテントを担いで縦走2日目をスタートしたいと思います!
黒岳石室から北海道第2の高峰である北鎮岳を目指して出発すると、雨が止んでくれました。
大雪山の景色を見せてくれ!っとは言いませんが、雨だけはやんで欲しいです・・・。
黒岳石室のテント場で撤収作業をしていると、スマホの電波を求めてテント場に来ていた山ガールとお話をする機会がありまして、色々聞いていると北鎮岳方面から旭岳へ縦走するとの事で、途中まで一緒に行動することになりました♡
天気が悪くガスガスで視界も悪いので、ヒグマが出そうで怖い時間帯でした。
ヒグマ対策として熊鈴とチタンホイッスル、熊おどし、クマ撃退スプレーを持参したのですが、それでも遭いたくないですし、クマ除けグッズは使いたくはないですからね~
この天気なので、黒岳石室から北鎮岳、間宮岳までは登山者はいないだろうな~っと思っていたのですが、思わぬ仲間に恵まれて楽しい登山の時間になりました!
地味にキツイ登り坂をこなすと、北鎮岳への分岐地点となりました。
ここから北鎮岳までの距離は300m、コースタイムは20分になります。
この分岐で荷物をデポしたかったのですが、ヒグマに荒らされれると色々な意味で「終了」となってしまうので、背負って山頂を目指す事にしました。
ちなみに北鎮岳分岐は、黒岳石室から2.7kmの距離になります。
も~全てが嫌になり、北鎮岳から愛山渓温泉へ下山し温泉入っちゃおうかな~っと本気で思ってしまった悪天具合でした。
計画では北鎮岳へ登る予定はなかったものの、私に合わせて一緒に登ってくれました!
気を遣わせてしまって申し訳ないです。
そんな感じで北海道第2の高峰北鎮岳(ほくちんだけ)の山頂に到着です!
オネーさんに撮って頂いたのですが、既にグッタリしてますよね・・・。
そんな北鎮岳の標高は2,240mになります。
北鎮岳の山頂は、ガスガスでござんす!な感じでしたが、前から登ってみたかった1座だったので、念願かなって良かったです。
次回は、晴天の時に登りたいものですね~
白雲岳登山と間宮岳、北海岳への登山ルート詳細
素晴らしいグレーな世界を堪能した所で、北鎮岳から間宮岳、北海岳を経由して白雲岳へ登山したいと思います!
引き続き天気が安定せず、曇ったり小雨が降ったりと厳しい時間帯でした。
中岳付近になると、よ~やく雨が止み付近の景色が見えてきました。
このまま白雲岳まで雨が降らなければ良いのですが・・・。
白雲岳までの登山の楽しみの1つが、こちらの「御鉢平」の景色になります!
御鉢平の景色にウットリしていたオネーさんでした!
有毒温泉があるのですが、そこで二人で逝ってしまう人生も悪くないかも知れませんね!(???)
そんな感じで幻想的な景色になっていた大雪山中岳に到着です!
も~少しカッコ良い山名を付けても良かったのでは?っと思うのは私だけではないはずです!
中岳から間宮岳までの登山ルートは、崖の縁にあるので、濃霧や風の強い時は滑落しないよう注意が必要でした。
それにしてもヒグマが出そうな雰囲気が続くルートにドキドキが止まりませんでした。
オネーさんのウナジにドキドキが止まらない時間帯でした(笑)
時々見える御鉢平の景色が唯一の楽しみでした。
も~少し晴れてくれると嬉しんですけどね~~
晴れてくれ~!!と祈祷していると、間宮岳が徐々にお姿を見せてくれるようになりました。
このまま白雲岳まで天気が好転すれば良いのですが・・・。
宿泊した黒岳石室でよく眠れなかったそうで、体調がイマイチだったみたいで辛そうでした。
普段と違って山の上だと体調の変化が激しいですからね~
明け方はかなり冷え込んだので、その辺も影響しているんだろうな~っと思いつつエスコートした感じでした。
そんな感じで間宮岳でございます!
間宮岳は山頂がとても広く、今日の様に悪天時は道迷いに注意が必要だったりします。
ただ、旭岳から登ってくる方も多いので、この辺まで来るとヒグマの勢力圏外って感じですかね。
こちらの間宮岳分岐で旭岳を目指すオネーさんとお別れし、北海岳、白雲岳を目指すことになりました!
短い時間でしたが楽しい登山になりました!
また、ご縁が有れば何処かの山で!!
大雪山旭岳へ登山した時の記事になります!
この時も北海岳、白雲岳避難小屋へ登山したのですが、似た様な天気でした。
今まで歩いてきた北鎮岳、間宮岳方面の景色になります。
雨こそ止んでますが、ガスガスな1日になりそうですね~~
北海岳、白雲岳方面の縦走路の様子になります。
天気も良くないので、写真の通り縦走者は少なく限定的でした。
振り返っての大雪山旭岳、北鎮岳方面の景色になります。
旭岳は雲で隠れておりますが、北鎮岳はギリギリ見えてますね。
そんな感じで北海岳(標高2,149m)に到着です!
陽気な山ガール3名が山頂で楽しそうにしてまして、ついつい私も仲間に入ってしまいました(笑)
それにしても、北海岳を「北海道岳」と呼んでしまう誰かさんになります。
老眼を通り越し、もう一度小学校からやり直したほうが良さそうですね(笑)
北海道から白雲岳までは、ヒグマ出没多発地帯なので、気を引き締めて進みたいと思います。
一気に登山者も減り静かな縦走路になっておりました。
モリモリ進んで行くと、目指す白雲岳が見えてきました。
白雲岳に近づくと徐々に天候が回復し、周辺の山並みを見ることが出来ました♡
いや~雪渓もあって大雪山らしい景色ですよね!
白雲岳と白雲岳避難小屋の分岐地点にあった看板です。
何度も書きますが、白雲岳周辺はヒグマの出没が多いです。
先日もデポしたザックを漁るヒグマが目撃されております。
荒らされたザックを取り返すと、ヒグマが「敵認定」し、執拗に攻撃してきますので、かなりの確率で襲われてしまいます。
周りの安全を考えても白雲岳へ登る際は、ザックのデポは考えた方が良いかと思います。
ちなみにザックのデポで盗難の話を聞いたことがあるので、その辺を纏めた記事がこちらになります!
ヒグマ等の野生動物も怖いですが、一番おっかないのが人間ですよね。
悪い事をする登山者も多いので、十分注意して下さい!
前回の大雪山への登山の際、登れなかった白雲岳なだけに、今回は必ず登ろうと思っておりました!
ヒグマがいなければ良いな~っと思いつつ、山頂へ向いたいと思います!
あの頂が白雲岳か!?っと思ったのですが、あちらは偽ピークになりまして、山頂は見えておりません。
誰もいないと思っていた白雲岳だったのですが、結構登山者が多く驚きました。
白雲岳の登山道からの眺めになります。
中央やや右の白っぽいピークが烏帽子岳、その左隣の黒っぽいお山が黒岳になります。
この景色が見れただけラッキーでした♡
簡単に登れんだろうな~っと思っていた白雲岳なのですが、地味に距離がありまして焦らしプレイに悩まされてしまいました(笑)
それにしてもガスガスでヒグマがでそうな雰囲気がプンプンで思わずチタンホイッスルで何度も吹いてしまいました。
そんな感じで初めまして!である白雲岳の山頂に到着です!
白雲岳の標高は、2,229mになりまして、天気が良いと大雪山旭岳を始め、周辺の山々を見渡せる絶景地だったりします。
ある意味「絶景地」だった白雲岳の山頂でした・・・。
「絶景地」と言うより「絶望地」と言った方が正解の様な・・・。
白雲岳の山頂から歩いてきた登山ルートの様子です。
結構歩き難い岩地帯のルートになってますので、足元要注意になります。
天気が良いと雰囲気が良さそうな白雲岳の登山ルートになります。
確かにヒグマが出そうな感じがプンプンしていた登山道でした。
今回は天気に恵まれませんでしたが、次回は晴天の白雲岳へ登れたらな~っと思いつつ、再訪を約束し白雲岳避難小屋を目指す事にしました。
白雲岳から下山すると、何故か天気が回復してきました・・・。
あと15分早く、なんとかならんかったんかい!っと、思わずツッコんでしまいました(笑)
白雲岳避難小屋までの登山ルート詳細
白雲岳分岐から今宵のお宿であります白雲岳避難小屋までの距離は1kmになりまして、コースタイム20分になります。
ここまで来ればあと少しですね。
白雲岳分岐から少し進むと白雲岳避難小屋が見えてきます。
中々雰囲気の良い登山ルートが続きます。
白雲岳方面が青空になってきました。
あと30分早く、なんとかならんかったんかい!っと、思わずツッコんでしまいました(笑)
いや~白雲岳と相性が悪いんでしょうかね~・・・。
後述しますが、白雲岳避難小屋と水場の分岐になります。
中央付近に水場がありまして、白雲岳避難小屋へのルートは左手に進みます。
そんな感じで無事に今宵のお宿であります白雲岳避難小屋に到着しました!
時間が少し早かったもので、白雲岳避難小屋周辺は閑散としてました。
白雲岳避難小屋の料金と水場、トイレ詳細
白雲岳避難小屋でテント泊の受付をすると、こちらの手拭いを頂きました!
ちなみに白雲岳避難小屋の利用料金(協力金含む)は、小屋泊の場合は素泊まり3,000円/1名になりまして、テント泊は1,500円/1名になります。
なお、小屋泊、テント泊共に、小学生以下の料金は無料となっております。
なお、「登山道整備協力金」として料金に1,000円が含まれておりまして、その返礼として手ぬぐいがプレゼントされる仕組みになっております。
数日後、途中でタオルを落としてしまい、後ほど白雲岳避難小屋の手拭いが大活躍しました!
そしてこちらが白雲岳避難小屋の水場になります。
残念ながらエキノコックスに汚染されている恐れが高く、白雲岳避難小屋の水も煮沸消毒か、小型浄水器で浄水しなければなりません。
面倒ですが、こちらで4Lの水を浄水したのですが、天候が急変し大雨になりまして悲惨な目に遭いました・・・。
濡れてしまえば一緒と考え、そのまま沐浴して髪とアソコを丹念に洗ったのは今でもございません!!!
そしてこちらが白雲岳避難小屋のトイレになります。
宿泊者はトイレの料金は無料なのですが、紙はありません。
また、使用後の紙を持ち帰らないといけないのがルールになっております。
白雲岳避難小屋テント泊!ヒグマ対策と売店について
つづきましては、白雲岳避難小屋でテント泊した時の様子について書いていきたいと思います!
こちらが白雲岳避難小屋の受付兼売店になっております。
小屋泊、テント泊の受付はこちらになります。
小さいながらも売店もありまして、今回は携帯トイレを始め、カップ麵、アルファ米、レトルトカレー等の販売がありましたが、値段は高い(1,000円前後)です。
白雲岳避難小屋を宿泊で利用する際は、山小屋で食料などの調達は出来ないと思って臨んで下さい。
白雲岳避難小屋の受付の所には、最新のヒグマ情報が掲載されているので、是非、チェックしてください!
8/8に黒岳石室のテント場から遠くにいるヒグマを見たと話したら興味深く聞いていたので、こちらに加筆されたのかもしれません。
先ほど歩いた黒岳北海岳間でもヒグマが出没してますので、用心して良かった~っと思った瞬間になりました。
そしてこちらが白雲岳避難小屋のテント場の様子になります。
中央右のオレンジ色のテントが私のもになります。
左派が多いみたいで、テント場の左に集中していたもので、中道右派な私は右に陣取りました(笑)
白雲岳避難小屋周辺は、谷間に位置している関係で天候が目まぐるしく変わりました。
少し目を離すと転移が悪くなり大雨が降って気が済むと日が差すを繰り返してました。
結局、夕方になると結構テント泊者が押し寄せ白雲岳避難小屋のテント場は大賑わいになりました
そして白雲岳避難小屋のヒグマ対策になりますが、前回来た時には無かった電気柵が設置されてました。
小屋番さんの話だと、白雲岳避難小屋のテント場付近にヒグマがよく出没するので設置したそうです。
テント場付近でヒグマを見かけたら直ぐ電気を流す処置をしておりまして、見かけなくても毎日夜間から早朝まで電源を入れて安全確保しております。
こんな感じにテント場の周りを電気柵が囲ってくれているので、ヒグマの出没が多い白雲岳避難小屋ですが、安心して過ごすことが出来ました。
テント場には「フードボックス」もありましたので、臭いが強い物がある場合は、必ず利用して下さい。
私のヒグマ対策になりますが、翌日以降はフードボックスのない野営地でのテント泊が続く関係で、食べ物の匂いが漏れないよう、「布団用の圧縮袋」を持参し、そこに保管するようにしました。
布団用の圧縮袋なので、非常に大きく、食料、ゴミ等を一緒に入れることが出来るので、かなり重宝しました!
※掃除機で圧縮しなくても大丈夫なタイプです!
ダイソーで購入したのですが、料金も1枚110円(税込)と安いので、ヒグマ対策におすすめですよ!
夕飯を食べようと準備を始めると、大雨となりまして、二日連続でテント内での食事の時間になってしまいました。
テント泊縦走の楽しみと言ったら食事になりますが、軽量化を無視して生米を5日分(1.2合×5)を荷揚げしました。
生米はアルファ米よりも重いですが、それでも炊き立てのご飯の美味しさには敵いませんからね!!
今日の山飯はカレーでございます。
ちなみに明日もカレーです。
当初、途中でパスタを挟もうと思ったのですが、水場が枯れている情報が多く、断念しました。
テントで食事をしていると天気が回復し、やる事もないので白雲岳避難小屋周辺を散策していると可愛いエゾリスがチョロチョロしてました♡
私の幼少期と同じ位可愛くて見入ってしまいました(笑)
過酷な環境の中でもたくましく生活しているな~っと思ってしまいました。
「何歳になったの?」っと話しかけるとハニカンダ笑顔で走り去ってしまいました。
可愛い奴でございます(笑)
そしてこちらが白雲岳避難小屋でテント泊した際の温度になります。
黒岳石室でテント泊した時よりも気温が低下し、朝の気温が11度弱でかなり冷えました。
いや~夏のテント泊の気温じゃないな~っと思いつつ、冷えるだろうと思いミレーワッフルウールを1枚持ってきて大正解でした!
薄いのに非常に暖かく防臭性能も素晴らしいので、テント泊縦走には欠かせないアイテムになっております。
そんな感じで雨が続く大雪山、十勝連峰テント泊縦走ですが、今回の北鎮岳、白雲岳登山と白雲岳避難小屋テント泊の詳細に移りたいと思います。
白雲岳避難小屋テント泊と北鎮岳、白雲岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした白雲岳避難小屋テント泊と北鎮岳、白雲岳登山のコースと標高差の地図になります。
登山をした日は、8月9日なりまして、前日の大雪山黒岳登山と同様、雨が降ったりやんだりの不安定な天気で体温調整が地味に大変でした。
今回はの登山コースは、6km~25km付近になるのですが、標高差の地図の通り小さなアップダウンが連続するルートになっておりまして、想像以上に疲労感がモッコリになった感じです。
ただ、非常に涼しく(寒い)ので水の消費が少なく、3.5Lでスタートしたのですが、1.5Lほど余る結果になりました。
また、上述のお通り、白雲岳避難小屋周辺は、ヒグマの出没が多いので、その点は十分注意して欲しい登山ルートになります。
そしてこちらが黒岳石室からスタートし、北鎮岳、白雲岳へ登山したのち、白雲岳避難小屋でテント泊した時のコースタイムになります!
黒岳石室 6:35 → 9:05 北鎮岳 9:14 → 9:55 中岳 → 11:29 間宮岳 → 12:05 北海岳 → 13:11 白雲岳 13:16 → 13:35 白雲岳避難小屋
テント泊した黒岳石室から北鎮岳まで90分のコースタイムになりました。
北鎮岳から白雲岳までのコースタイムが約4時間、そこから白雲岳避難小屋までのコースタイムが20分掛かりました。
かなりノンビリ歩いてので参考になるか分かりませんが、黒岳石室から白雲岳避難小屋は、テント泊縦走ならゆとりもあって丁度良い距離感になるかな~っと思います!
まとめ
黒岳石室で知り合った山ガールと、ひょんなことから途中までご一緒させていただいたのですが、行程的に時間のゆとりがあり、ノンビリと大雪山を二人で堪能出来て楽しい時間になりました!
当初、白雲岳避難小屋ではなく大沼野営場でテント泊を考えていたのですが、最新の天気予報が雨予報だったこともありまして、石狩岳は断念し、食料、燃料は十分あるので、細かく刻んで翌日以降晴れ予報(縦走3日目)のトムラウシ山を目指す計画に切り替えました。
山の天気は本当に変わりやすいな~っと思いつつ、初めて登る白雲岳周辺では青空も顔を出し、周辺の景色を堪能できたのは良かった感じでした。
また、ここ数年ほど前から、白雲岳、白雲岳避難小屋周辺は、ヒグマの出没が相次いでいて、非常に危険地帯ではありますが、テント場にはグルっと電気柵が設置されており、安全対策もシッカリ施されていたので安心して過ごすことが出来ました。
そんな感じで次回は、テント泊した白雲岳避難小屋から出発し、忠別岳、化雲岳を経由してトムラウシ山でテント泊した様子について書いていきたいと思います!
白雲岳避難小屋から出発し、高根ヶ原、忠別沼、化曇岳へ登山した続きの記事になります!
テント泊(宿泊)はしなかったのですが、前回の大雪山への登山で立ち寄った際の白雲岳避難小屋について詳しく書いた記事になります!
白雲岳避難小屋の中の様子についても触れてますので、良かったら参考にしてみてください!